- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087450774
感想・レビュー・書評
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まさに怪物。人間追い込まれると怪物になりかねないと何処か納得してしまいそうになってしまう。
予想と反した結末だったが、その裏切られた感じがまた良かった。
刑事の上をゆく真崎、気味悪いがスマートさを感じて何か良かった。
他の作品も読んでみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
むむ……?
後半から、書かれていないこの先の話のほうが面白いのではないのか??
でもこの主人公の辿る顛末はなかなかに予想外だった。 -
平成25年6月
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ドラマを見て、原作も読んでみたくなって読みました。ストーリーは分かっていても面白く、一気に読みました。
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ドラマ化と前後して読む。
あらすじ的には嫌いじゃないけどドラマも小説も何かが足りない。
後半数ページだけでよかった。
ドラマは佐藤浩一がガツガツしすぎか?
栗山千明の特別出演に意味は?
多部未華子はイメージ違う。
栗山、田部をひっくり返すとどうでしょう。 -
定年間近の刑事・香西と、ゴミ処理施設の研究者・真崎との攻防。登場人物の心理描写なども分かりやすく描かれている。意外なところでの裏切りなど、先の展開が最後まで気になる。誰でも「怪物」に成り得る要素があると云うことか。なぜ、そこまで堕ちていくのか。もう少し深く描いて欲しかったと思う。
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2013.6.20読了。
とっても面白くて一気読み。
でも、何だこの胸くそ悪い感じ。面白いけど気分は悪いね。
こんな場所がこの世には本当にあるの? -
死の匂いを嗅ぎ取る定年間近の刑事が、人間を溶かすこともできるゴミ処理施設の研究者と出会って、正義の概念を失うというミステリー。
タイトルが意味深い。誰を指す言葉なのか常に気になっていた。ラストは想像していた中で、最も嫌な展開だ。人という生き物全てが、心の奥に「怪物」を潜めているのかも。 -
死の匂いを感じる刑事が、人を守るために、自らがダークサイドに落ちて行ってしまう。登場人物が魅力的で、一気に読めた。ドラマ化も楽しみ。