- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087450774
感想・レビュー・書評
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『怪物』原作は「読売テレビ開局55周年記念ドラマ」2013年6月27日に放送された。ドラマは観ていないけど、香西武雄役の佐藤浩市と真崎亮役の向井理はあってる気がする。こちらはドラマの方が面白いかもしれない。原作では真崎の恐ろしさが伝わらない。行為は恐ろしいんだけど、全体に迫力不足、怪物になる過程にもう少しページをさいてほしかった。
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普通の刑事ものかと思いきや・・・
予想外の展開。
人を溶かして存在を消してしまう装置。
本当にあったら恐ろしいことになるだろう。
どんどんダークサイドに嵌っていく主人公が痛々しい。でもそれは彼の正義の心に基づいている.
正義と悪の境界線が歪む感覚が味わえる。 -
ドラマは見れなかったけど、向井理はイメージに合う気がする。
色々事件のつながりを想像しながら読み進めたけど、短絡思考の私は全然的外れだった^^;
採るべき選択を間違えたのが・・・
間違えなければ香西も理沙も、と思うとやるせない。。 -
人間の『心』が死ぬと【怪物】になる。
人間のまま生き、死にたいものです。 -
死の匂いが嗅げる主人公、冒頭はハードボイルド。
次第に定年を迎えた哀愁漂う刑事に変貌してしまう。
当初のコンセプトが次第に崩れていってしまった感じ。
しかし冒頭よりも中盤からが読みやすい。死の匂いが嗅げるという特殊能力とハードボイルド路線に無理があったか。
とはいうものの、終盤もグタグタ感が…
全体的なストーリ展開は意外性があり面白かったので、残念でした。 -
まいった。ストーリーの予測が全くつかなかった。読んでいて、話がどこに進んでいくのか、どきどきだった。終わってみると、なるほどという感じであるが、兎に角、どこに進んでいくのかわからず、不安さえ感じた。面白い話ではある。
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2.2
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定年を間近に控えた刑事、香西には“死”の匂いを嗅ぎとる不思議な能力があった。その力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、彼はゴミ処理施設で働く青年、真崎に辿り着く。「処理場で人間の身体くらい溶かせる」とこともなげに言う真崎。端正な顔立ちのこの男が事件の犯人なのか。二人の息詰まる攻防戦が幕を開ける―。正義と悪の概念が根底から覆される!著者渾身の長編ミステリー。