- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087462258
感想・レビュー・書評
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感動ものかなと思ったけど、ところどころ驚かされた!一章ごと、書き方が変わるあたりが初めて小説?を書いてると思わせるあたりがうまい。生きているうちに、さよならを言わないと、本当に一生言えないで終わっちゃうこともあるんだな。
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あらすじだけを見ていると、ラブストーリーものなのかなと思ったが、途中から話が急転。
ラストの締め方はちょっと納得いかないが(ネタばれになるので詳細はかかないが) -
予想できない唐突の別れ、というのはたしかにあります。ふと気づけばあれっきり会ってないよな、と思い返したり、思い返すことすらない人はそれこそごまんといるはず。でも意識しませんでした。考えれば、それぞれに重要な出逢いだったのかもしれませんけどね。
という人生訓のような物語かと思いきや。この展開は予想しませんでした。やはり人と人との繋がりはおろそかにしてはいけないものなのですね。 -
2008-2-24
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人生は実は別れの連続で、「また今度」とまた会うことがあるつもりだったのに、実はそれが一生の別れだった。。。という出来事の連続である。若いときには、そういうことに気がつきもしないが、年をとると実感がわいてくる。
内容はミステリー仕立てであるが、登場人物の造形が面白い。