アジア新聞屋台村 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464153

感想・レビュー・書評

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  • 高野秀行さんのような生き方は本当にかっこあいと思う。高野さんの本を始めて読んだのは、「ワセダ三畳青春記」で、これはもう抱腹絶倒、大爆笑間違いなしの 絶品です。笑いたい方は、ぜひ。高野さんの本に惹かれる理由は、高野さん自身が、型破りな人というのもあるんだけど、その型破りな人の周りにいる人がこれまた型破り!高野さんの本を読んでいると、社会常識とか基準って言葉が本当に無意味だなって思う。せっかく生まれてきたのだもの。自分のいきたいようにいけばいいんだって。僕は人と違う道を、歩こう歩こうとする。安定とかそういうのは、あまりないけど、やっぱり波乱万丈なほうが人生楽しい!

  • タカノ青年の自伝的小説。この人って、すごくフラットな人だと思った。自分の偏った考えはすぐに別の視点から打ち消すし、軽いユーモアの上で、大事な事を言いつつ深刻にならないようにしている。

  • 終盤の方で社長の劉さんの言葉「会社の為に頑張る人は嫌い。自分の為に頑張る人が好き」ってところが結局エイジアン新聞を救うってとこがものすごく感動しました。
    本全体の、日本みたいにきっちりしてなくアジア風のいい加減さがでてるところもおもしろかったです。
    日本には日本の一長一短、アジアにはアジアの一長一短があるなぁと改めて思いました。

  • 著者がある多国籍新聞社で働いていたときのノンフィクションストーリー。
    この物語がノンフィクションというはすごいし面白いと思ったが、途中でネタのパワーつきたと感じた。。

  • bk1の紹介文《ワセダの三畳間にくすぶっていたタカノ青年は、突然、東京にあるアジア系新聞社の女社長から編集顧問にスカウトされ…。自伝仕立て「多国籍風」怪しさと混沌の青春記。》

    なかば小説のようですが個人的にも読んでみたい。

  • 高野さんの本はただのエッセイではなく、成長過程を記しているところが良い。

  • 【内容】
    ワセダの三畳間に沈没するライターのタカノ青年は、台湾の美人社長に見込まれ、なぜか多国籍新聞社の編集顧問に就任。勇み立ったはいいが、アジア各国のツワモノたちに翻弄され、たちまちハチャメチャな屋台的世界に突っ込んで行く。果たして彼と新聞社の未来は?在日アジア人と日本人の夢と現実を痛快に描く自伝的トーキョー青春物語。『ワセダ三畳青春記』『異国トーキョー漂流記』の姉妹篇。

    【感想】

  • アジア系新聞を発行する会社のドタバタ劇。

    登場人物も個性的で面白い。

    こんな会社あるんだろうか。

  • 面白かったが、フィクションなのかノンフィクションなのか、非常に中途半端な立ち位置にあって、どう楽しんでいいのか最後までわからなかった。

  • エイジアン人、エイジアン人
    誰かに必要される仕事をするんじゃなくて
    自分のやりたい仕事をすればいい。

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著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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