全一冊 小説 直江兼続 北の王国 (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (680ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470871

感想・レビュー・書評

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  • 山形土産の「愛ブックカバー」に包まれて幸せそうに本棚にある一冊。

  • 景勝と兼続の主従の絶対的な信頼関係と自分の中の謙信公と交信する兼続が印象深い小説でした。三成と義兄弟の契りを交わすシーンはじっくり目だったのに比べ、関ヶ原後の兼続の心中が物足りなかったです。そこら辺を小説としてもっと読みたかったです。

  • 直江さんの本はあまりなくて、
    仕方なくこの著者の本を買ったが、
    相変わらず酷くて話しにならない。
    とても読む気にはなれず、売り払いました。
    無駄にエロシーンに頼る姿勢がいやだ。

  • 上司が景勝様で本当によかったね、兼続さん!な小説。
    この小説はあれです、兼続さん暴走しすぎです。秀吉は兼続を手に入れるために実際いろんな手を尽くしたらしいですが、いや、この兼続が秀吉仕えていたら黒田如水さんのように遠ざけられてしまっていることでしょう!

    話自体は途中突っかかりながらも一日で読んでしまうような勢いはありましたが、関ヶ原後からラスト、今までの勢いをぶち壊してくれます。よりによって終わりがこれかよ!って私はちょっと泣きました。

  • 読みやすい。
    度々驚く場面もありますが(脳内会話とか)、概ね好印象。
    景勝さまと直江の関係は癒しだ、みたいなところがありますが、ほんとに…!ここの主従が好きなんです!
    三成との関係もよかったです。三成の描写に多少たじろぎましたが…女の子のよう。
    あと、奥さんが逞しくて良かったです。良い夫婦。
    伊達との逸話(瓢箪のやつ)は度々見かけますが、やはりどうも好きな場面です。

  • 俺の中でどうしようもなく直江兼続に対する何かが変わった大作。

    そして忘れられる三成。

  • 脱線しすぎだけど話は面白かった。

  • この小説を読んでいると、自分の住んでいる土地を大事にしなければという感情が出てくる。
    己の生まれた土地を考え生きれば、過疎化等々なくなって皆、良い環境で過ごせると思う…そういう想いにさせてくれる本でした。

  • 一言で言えば『爽やか』。現代風の解説が入るのがこの筆者の特徴というか、その辺りは好みが分かれるところだと思う。家康を追撃しなかったあたりの理由や最後の爽やかさが私にはちょっと納得しづらいが、景勝との強く深い信頼関係はここでも健在。越水の会での三成に期待してたら、一目惚れの乙女より一途だった(笑)(その後も純情一直線…)

  • 兼続より、奥さんの方がインパクトあった。

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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