全一冊 小説 直江兼続 北の王国 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 539
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (680ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470871

感想・レビュー・書評

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  • この方の文体というか、人間の描き方がものやわらかでとても好きです。選ばれてあるテーマにまず好感を持てる所為でしょうか。豊臣秀吉、徳川家康、石田三成、伊達政宗等々、多くの世に知られた戦国大名やその家臣が登場して周知の攻防を繰り広げますが、鮮烈さや躍動感よりも、主人公兼続の、ある部分素朴とも言える心理の動きを中心に描き出してあり、要所要所で共感を覚えて物語に引き込まれるようなところがあります。カテゴリとしては歴史小説なのでしょうが、「人とは」「生きるとは」といったことに迷ったような時、ふと捲ってみるといい一作品かもしれません。

  • 直江がかっこよく電波系に書かれてた
    どうしても無双の愛男が頭に浮かぶ…
    分厚いくせに読みやすかったです!

  • 分冊も父親が持っていたりする。妙にかわいい三成がいます。

  • 直江くん…!直江くん好きにはバイブルといってもいいのではないでしょうか。本当に楽しかった。分厚い本なんですが一日で読みきったぜ…!

  • 上下巻のを一ヶ月前くらいに読み終わっていました。小説としてすごくおもしろかった。スピード感のある感じで、終わりも爽やかでした

  • 直江がかっこいい
    景勝たまがかっこいい

  • もったいないな。
    脱線しまくりに、
    文字を選べない、
    ときたよ。

    …まったくおもしろい人だ(笑

  • 上杉主従萌え入門本(笑)
    戦国、上杉家執政・直江兼続が主役です。
    ええと…兼続と主の景勝はあれですよね?デキてるんですよね(爆)
    景勝公、天然に愛の告白しすぎですから!そんなこといつも言ってると自制の利かない執政殿に襲われますってマジで!(笑)
    心の底から全幅の信頼を寄せる景勝様にしばしば感動を覚える兼続。
    そんな夫婦以上の絆な上杉主従や最強お船様を御覧になりたい方は是非!
    分厚いですが全体的にサラッと読めます。

  • 4087470873 676p 2001・12・8 7刷
    名補佐役ぶりや主人の景勝との無言の会話にすばらしい主従関係が見える 石田三成や前田慶次郎と友好を結んだり秀吉には好かれる?警戒される?とか妻のお船やおしのとのやりとりもいいと思います。

  • 景勝&兼続の主従の絆と、それぞれ夫婦の絆が良い味出してますよ。

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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