姉の結婚 (集英社文庫(日本))

  • 集英社 (1995年3月17日発売)
3.05
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感想 : 109
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784087482768

作品紹介・あらすじ

ごく普通の男と普通に結婚した姉。当然のように波風がたち、ごく普通に破局がやってきた…。表題作他、ささやかな見栄を支えに、キッチリ明るく元気に生きる女たちの物語。(解説・氷室冴子)

感想・レビュー・書評

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  • 3.5!
    これぜんぶ群さんの知り合いの話?ってくらい、ありそうなんだよなぁ。
    オチとかがあるわけではないんだけど、そこがまたリアルなのよ。
    物語は起承転結があるかもしれないけど、普段の生活ってそんなうまいこといかないし、きれいにまとまらない。
    そういう、普段の生活が描かれていて読みやすかった!

  • 人の妬みは怖い。

  • タイトルから勝手に姉の結婚に関する話が続くのかと思っていたけれど、お金がテーマの短編集だった。

    どれもよくありそうな話なのに、さすが!おもしろい。
    電車で読んでいて笑いを堪えるのに苦労したほど。

    1992年刊行らしいけど、その頃は夫婦で結婚式に出席するのにご祝儀2万円で良かったの?
    なのに娘1人が結婚するのに800万かかる??
    そのあたりは今とは随分違うんだなぁと驚いた。

  • お金にまつわる女性達の、憧れ、嫉妬、見栄がリアルに描かれていて、恥ずかしながら、これは自分自身のことか??と錯覚するほど。けれども不思議と悲壮感は感じられなくて、明るく力強く生きていく女性達が頼もしい。

  • こういう起承転結ハラハラドキドキのない、何気ない日常のエッセイが好き

    共感できないこともあるけど
    そこもまた面白い

    共感できなかったこと
    :家賃に1番お金をかけていること

  • 人はどうして比べてしまうのか
    人の嫌な部分を煮詰めて正直に吐露した感じの短編集
    共感できる部分があるのが嫌で、でもそれが人間だなあなんて思った
    それでも自分の中である程度この感情を客観視できるような成長も感じてる
    嫌な感情なのにリアルで面白い、そんな本だった

  • 結婚式
    爆弾発言から半月ほど経って、姉は相手の男性を家に連れてくることになった。父親はただ所在なげにうろうろし、母は今までに使ったことのない花瓶を物置から出してきて、花を生けたりした
    クレジットカード
    真面目な人間だから、幸せな人生に、不真面目だから、不幸な人生になるわけではない。正直で真面目な人間が行きやすい世の中でもない。そこのところを書くのが物書の仕事なのに、私にはそんなことまで考える余裕がなかった
    姉の結婚
    それから姉の復讐が始まった。私は何度もアパートに呼び出され、衣類や大切にしていた食器を実家にはこばされた

  • 久しぶりに群ようこさんの作品。
    語り口に懐かしさを感じるー。

  • ものすっごいリアルな物語が詰め込まれていました。
    
    毎日生きていると、学校やら職場やら、近所やらでいろーんな噂話を聞きますよね。
    
    そしてそれを家族とか友達に、そういえばこんな人がいてね、とか、この前聞いたんだけどね、って話したくなりますよね。
    
    そんな噂話のネタになるようなお話がたんまり詰め込まれています笑
    
    リアルだなぁ〜って、面白く読めました。
    (でもこれは好き嫌いが分かれそう)

  • 『生きるとは生活すること』を極めているな

  • 結婚とお金と…の話。短編集。

    すごく現実。ただただ生活感。

    結婚なのにキラキラしてない。
    家族や友だちなどの
    周辺の人の結婚とかを取り扱ってる。

    語り部は基本的にお金に苦労してる、というか裕福ではない。
    だからと言ってすごく悲観してる訳でもなく
    生活をしてる、という感じ。

    生活感とか現実感が
    身近な感じの話でヒリヒリきます。
    夢とか希望とかあんまりないですが
    面白かったです。

  • 子供の頃に読もうとした時は「御祝儀袋」の時点で躓き読めなかったが、大人になって読んだら面白かった。嫌いな人の結婚式に文句言いながらでる意味がわからないと思っていたけど、今ならそうせねばならない時があるのだとわかる。主人公のぼやきに共感できる部分が多く、読みやすかった。

    • komoroさん
      子供の頃読もうとしたんですか?
      珍しいチョイスに感じますが。
      9nanoka さんにとって結婚とは?
      嫌いな人の結婚式に出席することが...
      子供の頃読もうとしたんですか?
      珍しいチョイスに感じますが。
      9nanoka さんにとって結婚とは?
      嫌いな人の結婚式に出席することがあるのかな?
      2015/05/14
  • いやはや、笑った。

    そしてこれが1995年の作品とは思えない。。
    2014年の今でも十分に実感できて笑えちゃう。

  • 2026/01/08

  • 「かもめ食堂」、「パンとスープと猫日和」
    これらの作品で、えも言われぬ爽やかな生き方を醸し出している著者の結婚や男女関係、貧乏生活の話のなんと爽やとは正反対な人間描写の多いことだろう。
    本作品はほぼ金銭問題と貧乏生活に絡む人間模様。
    リアルといえばリアルだけれどそれだけに気分が晴れる読後感が無く、寂しい。

  • 読みやすい短編。あまりに頷ける話ばかりでさらっと読めた。

  • サクッと読める本。生活ってこんな感じだよなあ、、と思いつつ時折出てくる主人公のような負けた顔にはなりたくないけど要領よく、打算的に生きるのが結局上手くいくんだろうな、なんて考えながら読んだ。。今の自分の葛藤。

  • 2024.2/3

  • 少し前に読んで内容あんまり覚えてないシリーズ。

    世間話・噂話を小説にした感じ。
    ちょっとブラックな感じもあり、個人的には好きだった記憶。

  • ★購入済み★

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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