本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087493535
感想・レビュー・書評
-
エリザベスサンダースホームを作った沢田美喜の素顔を元孤児の証言なども合わせて辿っていく。天真爛漫で豪放磊落、子どものような自己中心性など慈善活動家という枠をはずした目線で描かれている。現在、孤児への施策は、施設から里親へとシフトしようとしている。疑似家族的な環境の方が愛着が育ちやすいとの理屈とのことだが、戦後の混乱期に雑多ではあるがたくましく集団生活を送っていた子どものことを思うと、子どもに対する施策にベターはあってもベストはないと考えさせられる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示