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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087520446
感想・レビュー・書評
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たけくらべ、にごりえ、十三夜の三作が収録されています。
たけくらべが一番文章が面白く感じられました。
読んでいても、和歌を詠んでいる感じになってしまいます。
読んで難しいと感じる文章ですが、二回読めばビックリする位スラスラ読めるので、難しいと感じた方はもう一度、詠んでみる事をお勧めいたします。
設定で面白く感じたのは十三夜でした。
この一日の限られた時間の中での出来事を小説にしてしまい、読み終わった後に色々考えられる面白さがありました。
にごりえは、話のテンポの良さと、この先どうなるのかページをめくる楽しさが一番あった話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガラスの仮面から入ったクチですが…時に逆らえず成長していく少年少女がいとしい。
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「たけくらべ」も面白いけど、一緒に収録されている「にごりえ」もまた面白い。
考察しがいのあるテクストでした。 -
リズミカルな文章と柔らかな言葉。初出から110年、全く古くない。