たけくらべ (集英社文庫 ひ 11-1)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520446

感想・レビュー・書評

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  • たけくらべ、にごりえ、十三夜の三作が収録されています。
    たけくらべが一番文章が面白く感じられました。
    読んでいても、和歌を詠んでいる感じになってしまいます。
    読んで難しいと感じる文章ですが、二回読めばビックリする位スラスラ読めるので、難しいと感じた方はもう一度、詠んでみる事をお勧めいたします。

    設定で面白く感じたのは十三夜でした。
    この一日の限られた時間の中での出来事を小説にしてしまい、読み終わった後に色々考えられる面白さがありました。

    にごりえは、話のテンポの良さと、この先どうなるのかページをめくる楽しさが一番あった話でした。

  • ガラスの仮面から入ったクチですが…時に逆らえず成長していく少年少女がいとしい。

  • 「たけくらべ」も面白いけど、一緒に収録されている「にごりえ」もまた面白い。
    考察しがいのあるテクストでした。

  • リズミカルな文章と柔らかな言葉。初出から110年、全く古くない。

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著者プロフィール

1872年、東京に生まれる。本名なつ。92年、20歳で小説『闇桜』を発表。以降、96年に24歳で
亡くなるまで、『大つごもり』『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』などの名作を書いた。

「2016年 『漫画版【文語】たけくらべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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