箱庭図書館

著者 :
  • 集英社
3.70
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本棚登録 : 4287
感想 : 605
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713862

感想・レビュー・書評

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  • y

    やり方は面白い、お話は合わなかった。

  • ワンダーランドが良かった。
    前半部で思っていた物語とは全然ちがくて一気にホラー感 出てきて恐怖を感じた。
    コンビニ日和も不思議感あって面白い。

  • 初乙一。読者からの原稿を集めてリメイクするという手法で作られた本。
    最後の「ホワイト・ステップ」がなかなか良い。

  • あとがきで、問題点を解決に導いてくれてることが羨ましいですとても

  • 乙一さんが読者投稿作をリメイクした作品6作を収録。
    はじめの2作(小説家のつくり方、コンビニ日和!)を読んで、いつもどおりのワンパターンな感じがしたが、それ以降は雰囲気が変わったので、あれ、違う感じでも書けるのかと思ったら、ベースが読者の作品だということで納得。良かったのは青春絶縁体とホワイト・ステップかな。設定のファンタジーさがありつつ、やり取りの方法などは現実的なラインを守ることで、無理なく入り込め、すとんと落ちる話になっていたと思う。ホワイト・ステップがなければ☆3。

  • 乙一さん、何かのインタビュー記事を読んで興味を持ってました。いよいよ読んでみたら…原案は別の方とは予想外。童話のような児童文学のような雰囲気を感じました。「小説家のつくり方」がいいなと思ったのだけど…最後の姉の言葉はいらないんじゃないかな。あれすごく気になった。ていうかポカンとした。いや、ずっこけた…;うーん、正直、主人公の想いにしみじみ感じ入ってたのに、それが台無しになるくらいの衝撃とがっかり感でした。もやっとする。

  • 読者参加企画「オツイチ小説再生工場」に寄せられた作品を乙一がリメイクした短編集。

    ・小説家のつくり方
    ・コンビニ日和!
    ・青春絶縁体
    ・ワンダーランド
    ・王国の旗
    ・ホワイト・ステップ

    文善寺町を舞台として、ノスタルジックに、ミステリアスに、ハートフルに物語が紡がれています。

    ホワイト・ステップが一番良かったかな。

  • 20:きちんと乙一さんを読むのは初めてなのですが(中田さん名義のは読んでるのだけど)、短編集ということもあってとても読みやすかったです。「読者が応募した没原稿を乙一さんがリメイク、リライト」という企画での作品だったので、本来の乙一さんの作風とは少し違うのかもしれませんね。「コンビニ日和」「ホワイト・ステップ」が好きです。
    私の場合、小説を読むというのは、作品から思い浮かんだ絵(動画?)を見るというイメージなのですが、だから絵が浮かばない作品というのはつらいです。乙一さんの作品は(中田さん名義も含め)コミカルで淡い色合いで、線が細い感じ。絵を浮かべやすいのでさくさく読めます。
    短編集だけど、潮音さんとか鍵とかうまい棒とか、いくつかの作品に共通するモチーフを登場させることでうまくまとまっていると思います。

  • 小説家の作り方
    青春絶縁体
    ワンダーランド
    登場人物の抱える悩みが、自分のものと似ていたので、親近感を覚えた。私も悩みを克服したい。


    ホワイト・ステップ
    素直にこの話が好き。ほっこりする。

  • 投稿された作品をリメイクして本にしたもの。
    ひとつひとつの作品をリンクさせている。

    コンビニ日和が面白かった。主人公と後輩のやりとりのテンポが良く落ちもキレイ。

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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