真夜中のマーチ

著者 :
  • 集英社
3.32
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本棚登録 : 711
感想 : 126
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746662

感想・レビュー・書評

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  • 奥田ファンなら一度は読みましょう。

    最初は笑えない、数年前に騒ぎを起こした某国立大学の大馬鹿もん達の話なのかと思ったけど(こんなんじゃわかんないよね)、やっぱり笑える本でした。
    ホント、漫画みたいな話。

  • 10億円をかけた曲者同士の奪い合い。
    普通に面白かったけど伊良部シリーズのほうが良かったかも。

  • 2009/12/02 爽快な娯楽小説。真夜中ばっかりで何日目かわからなくなる。

  • 早い展開で、すごく読みやすい。
    自分好みの作品。

  • 青年実業家気取りのパーティー屋ヨコケン。むっつりすけべの一流商社マン、ミタゾウ。高飛車で強がりのモデル、クロチェ。ひょんなことから10億円強奪の計画に乗ることになった3人だが……。
    男二人と美女一人+犬一匹目指すは完全犯罪…だったのに。新たなるスラップスティック小説の誕生。

  • ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの3人が巻き起こすドタバタ騒動。
    ミタゾウがいい味出してると思います。
    あ、ストロベリー(ドーベルマン)も忘れてはいけません、3人と1匹の物語。

  • 「三田君、ちゃんと仕事してるんだ」「応接室で寝てました」寝ぼけ声だった。

  • 10億円強奪を目指す男2人+美女1人。
    映像が目に浮かぶようなスピード感あふれるストーリー。映像化したら面白そうだなあと思ったら、2007年に映画化されていました。
    でも映画の評価はイマイチっぽい。
    私だったらクロチェは黒木メイサ、ミタゾウはもう少し若い頃の佐々木蔵之介、ヨコケンは香取伸吾とかかな?

  • 「ミタゾウへ。せいぜい羽を伸ばしてなさい。またヨコチンと一緒に招集をかけるからね。」

    全く見知らなかった3人が集まって、10億の金を奪うことに!?作戦は成功するのか!!??
    という、奥田英朗らしいというか、なんというか痛快小説。
    あっという間にさらりと読めてしまって、それでもこの3人、その後どうなったのかなぁ、ニヤニヤ。。。と思わせてくれる1冊。
    3人の続編出して欲しい!と少し思ったりもする。

    登録した時によく見てみたら、DVDがあるということは、映像化されたのかな!?それもちょっと気になるのであります。

    【7/16読了・初読・市立図書館】

  • 青山界隈でお金稼ぎにいそしむヨコケンと大物商社の御曹司と勘違いされてるダメサラリーマンのミダゾウが
    ひょんなことからやくざの賭場にある大金を盗もうとしたことがきっかけで
    クールビューティー・クロチェを仲間に加えやくざにマフィアに中国の賭場荒らしまでまきこんで
    10億円強奪作戦に挑む!!


    数々の高級車に常識をはるかにこえる額のお金が飛び交う裏社会のどたばた劇に
    ページをめくる手がとまらない。

    MONDAY NIGHT 問題ない!!!  さとこ

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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