- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088478043
作品紹介・あらすじ
由麻は通学電車で痴漢に悩まされている。同級生のスワは由麻を守るため一緒に通学し、2人は付き合い始めることに。だが、由麻は毎朝同じ電車に乗る生物教師の梶間が妙に気にかかり…。
感想・レビュー・書評
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いくえみ綾の代表作だと思う。
いろんないくえみ男子が登場しますが
みんな魅力的なので軽いパニック起こします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めての「いくえみ」体験。
細かく物語が考えてあり、匠の技という感じ。
軽やかに物語が流れながら、少しぞっとする。
割と派手な高校生の恋愛と思いきや、主人公たちの内面は実は繊細で、表は取り繕ってるんだけど、なぜか孤独で。
というように10代の思春期の世界をリアルに表現している。
主人公の女の子の壁に、男の子が書いた子供のころの絵がかけてあるのは、いくら仲が良いといっても違和感があるなと思いながら読み進めると、伏線であることが分かる。「あーこれがやりたかったのか。ならさっきの違和感なしでいいや」と思える。これができるのが作者の力量だと思う。
この漫画の話とは全く関係ないのだけど、高校生くらいの頃の鬱屈とした気持ちを思い出した。
こんな気持ちだったから、ロックも音楽として聞いてる今と違って、自分の何かを投影するように、本気で聞いてたな。と。 -
レンタル。再読。
1巻発売当初読んだときとはなんだか違う気持ちになったと思ったら、およそ10年もたっていた。
何回も繰り返し読んでいました。
いくえみ先生の漫画はやっぱり良いです! -
3巻まで。
長い連載で定評がある作品のようだけど、
私はいまいちだったかな。
少しずつキャラクターが繋がっていく。
イマドキの若者の恋愛のリアル?
あんまり共感できないんだよなぁ。
それぞれ切なくて可愛くて少しきゅんでいいけど、
どうせならドロドロは省いてほしいなー。これは好みでしかないけど。 -
とりあえず1巻だけ登録しましたが、全巻人からお借りしてまとめて読みました。
登場人物達の気持ちや出来事などが、丁寧に書き込まれているので各々を誤解せずに読めたと思います。皆、色々な気持ちを抱ながら歳を重ねていくんですよね。
ついつい「人も自分と同じ気持ちだろう」と勝手に判断して、まわりに気を使う事を忘れがちな自分に反省しなければと気づかせてもらいました。 -
面白かった
やはりいくえみ綾先生の作品は
独自の雰囲気がある -
学校の先生が気になってるけど、同級生の男と流れで付き合う子の話。
1巻を読んだだけだとどんな話なのか、最初の由麻と梶間の話と、カンナと春田の話の関連も分からないし、なんなら誰が主役なのかも分からない。
あんまりハマらないんだけど、なんとなく手放せなくて、間を空けて3回目の読み返しに。
春田が死んでしまうところで一気に暗くなってしまうのもあんまり好みじゃないのかな。
カンナが赤いペンキをかけられて倒れてしまい、その後春田が死んだのが自分のせいなのではという考えを他の2人に言えたところは毎回泣けます。