耽美生活百科 (YOUNG YOUコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088645032

感想・レビュー・書評

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  • 最近自分の中の昔好きだった漫画家さんを読み直すブームの1人。

    高校の頃、大好きだった。特に「致死量ドーリス」には衝撃を受けた。

    まだネットなんかがそこまで普及してないから、なんとか本屋でかき集めた漫画。今見返してみたらほぼ全部読んでた。

    こんなに繊細に美しい世界観があるのか、と。

    いや、高校の私は世間知らずもいいとこのど田舎娘ですから、そりゃ衝撃を受ける訳です。

    そんな作品を描いてた作者の人となりの一端を垣間見させて貰いました。

    期待を裏切らず。
    そしてこのエッセイ?を描いてた当時の彼女の年齢を大きく超えた現在の私ですが、彼女の琴線に触れたであろうものは、私が好きだなと思うものと、よく似ていました。納得。

  • 昔、何かで目にしたのですが、これを読んで、嶽本野ばらさんが、あまりにも自分とそっくりな生活をしているので驚き、共感した。とあって、なんだか読めば納得させられました。耽美といっても、肩の力が抜けていて、小難しい話など下らないから無しです。といった軽やかさ。揺るぎない価値観のもと、全てを取捨選択する生き方に慣れ切った作者の暮らしぶりが、素敵です。孤立無援は当たり前。とことん自分の求めるものを特別扱いし、それとともに生きる。覚悟とか決意とか、そういった重苦しく野暮なものも涼しげに飛び越えて、愉しみながら暮らすマキさんは凛としています。

  • 楠本まきのエッセイテイストな漫画
    ごくマレに読み返す。自分の世界観持ってる人ってステキだね

  • 自分のための生活。
    自分のためのスタイル。

  •  タンビニャーには持っていたい1冊。
     楠本まきのこだわりや海外の旅行記やら耽美なものについて紹介
     おもしろい

  • タンビニャーとして頑張りたいと思いますw

  • 楠本まきさんのセンスや世界観を描いているエッセイ。こだわりっぷりが面白いです。好きで何度も読んでいる割に耽美にはなっていないが。。。

  • タンビーニャいちいちめんどくさくてすてきだわ。

  • 楠本まきさんの耽美生活についての考察というより、彼女のエッセイ集。
    彼女のライフスタイル、影響を受けたものなど。「ゴシック」の精神に通じるものがあります。絵が綺麗なので、眺めていても楽しいです。
    楠本さんの作品を読んだことが無い方でも楽しめると思います。

  • 楠本さんのエッセイ。
    これが理想の生活!ってかんじ。
    後半はなんか方向がずれてきて笑えます。

著者プロフィール

16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後、「KISSxxxx」(集英社)、「Kの葬列」(集英社)、「致死量ドーリス」(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作『赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ』(集英社)を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国など、海外でも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

「2021年 『線と言葉 楠本まきの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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