- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088817958
作品紹介・あらすじ
舞台特有の圧に呑まれ、思うような演技ができないまま出番を終えようとしたアキラは夜凪の突飛なアドリブに言葉を詰まらせてしまう。決められた台詞がない状況下で“正しい答え"を求め、戸惑う中夜凪はカムパネルラの役を通して、アキラの心に問いかける――。
感想・レビュー・書評
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病に倒れた演出家・巌を欠いたまま、舞台は進み続ける。
動揺の中『銀河鉄道の夜』はどこへたどり着くのか…。
夜凪やアキラ、他の劇団員たちの成長はもちろんですが、
今巻のメインはやはり阿良也。彼のこれまでと、巌との絆。
そして、天才と呼ばれる彼が見せるさらなる一歩。
ひとりの人間の生きざまが、多くの人々に与える影響の
大きさと激しさに、舞台・役者双方から心揺さぶられます。
彼ら彼女らは、ここからさらに羽ばたいていくのでしょう。
人は、逝くときはひとり。でも、その生きてきた軌跡は
多くの人々の中に残っていくのだなぁと感じました。
そして、そんな生き方をしたいものだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
単なる役者のストーリーから一気に人間の物語になった気がする。この表現力は下を巻くしかない
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前半は星アキラくんの苦しみとそこから見つけた答えが描かれます。そして怪優?と言っても良い明神阿良也くんと監督の巌裕次郎さんとの回想と「銀河鉄道の夜」の舞台上のシーンとが続きます。そんなこんなで、生と死、舞台と現実の間が語られながら、初日を終えます。この巻は珍しく夜凪ちゃん以外の人に焦点が当たっているのも面白いです。
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この巻とてもよかった。人間の死、現実と表現について。劇中劇の描写にも芝居哲学にも息が詰まる。
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この演技ありだと思うけど誰かやってないかな。さよならの代わりにありがとう。
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銀河鉄道の夜
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ずっとは一緒に居られない。
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銀河鉄道の夜完結。アラヤ覚醒の話でした。そして舞台は次のステージ(学園編、ダブルキャスト編へ!)