- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088825830
作品紹介・あらすじ
夫である徐福を復活させる為に本土侵略に向けて船を進める天仙・蓮。多くの犠牲の上に追いついた画眉丸たちとの壮絶な最終決戦が今幕を開ける!! 圧倒的な力を持つ蓮の前に人間たちは総力戦で挑むが…!? 画眉丸は無事に妻・結の元に戻ることはできるのか──!? 決着の刻!! 生死を悟る忍法浪漫活劇、最終巻──!!
感想・レビュー・書評
-
「7人の侍」構造と同じで、最初集まった登場人物たちが一つ所に集結してバトルを繰り返し、敵味方それぞれの人物像が浮き彫りになる。やがて数人が生き残り去ってゆく。「鬼滅の刃」も同じ構造で、そもそも日本の物語には同じ構造が多い気がする。
ともかく土瓶さんがファンだという、くのいち忍者「杠(ゆずりは)」がどう魅力的なのか、それのみに興味を絞って読んでいった。
結果は‥‥
Toru Toru Toru Toru Toru Toru Toru
DAN!
‥‥どこがいいのか、よくわからん(※)。
(っ´o)(゚-゚*)((ヒソヒソ おい、師匠に殺されるぞ
(ᐡ-ﻌ •͈ ᐡ )ᵎᵎᵎだって僕、弟子入りしてないもん
(  ̄ノ∇ ̄)ヒソヒソ お前は彼の方の恐ろしさを未だ知らないから‥‥
‥‥それは兎も角、
未だ中国四千年の歴史からくる「気」とか、
忍びの道とか、剣の道とか、
蓬莱とか丹とか徐福とか未だわからない
厨二病生徒が読んだなら、
「深いなぁ。沢山フィクションだろうけど、ここから世界の秘密の扉が開くんじゃなかろうか」などと本気で思うような世界を構築しているという点では、凄いなと思う。途中、各人の「奥義」が一頁だけで十幾つ出てくる場面あって、聖闘士星矢か、とは思った。擦れたオッさんとしては何処にも「深さ」は感じなかったけど。
7巻まで読んで、今回最終回まで一気読み。『「悲劇的結末」に終わるような雰囲気は一切ない』とは前回書いたけど、まさかの甘ったるいスイートみたいなラスト。
‥‥まるで極楽浄土と地獄を行き来している気分‥‥な創作物でした。
(※)殺されては叶わないので、一応言い訳しておくと、
私は、今まで何度も何度も言っていますが「一生懸命頑張ってる女の子」は好きなんです。でも女の子には形容詞がついています。「健気に頑張ってる女の子」が好きなのであって「強かに頑張ってる女の子」はイマイチというか。
うん良い娘だと思いますよ(←フォローになっていない)。それと、どうして杠さんだけ、「その後」のパート作らなかったんだろ。
-
画眉丸たちと蓮の死闘から始まる最終巻!1巻を読んだ時には想像だにしなかった大団円!読んできてよかったと思えるラストだった。土壇場に来てそれぞれの役目が活きてきて、それが生死を分けるというのが見事だった。
死ねば罪を償えるのではない。罪を背負って、迷いを抱えて生きるからこそ償えるものがある。首を斬るという役目を果たすことで相手を生かし、贖罪の道を歩ませるという設定の妙がすごい。花化の設定を取り入れた時点でここまで見越してたのかな。この回収だけでも鳥肌ものだった。
あれほどの地獄の果てに辿り着いた答えが愛というのもいい。奪い合うのではなく、与えることで憎しみは終わる。画眉丸のやわらかな横顔は思わず息をのんだ。熱い感情と冷たく無慈悲な現実、それを混ぜ合わせた旅の最後が、気持ちよく温めな大団円というのはまさに象徴的でよかったと思う。
126話で終わるのもよし、127話まで読むのもよし、どちらにせよ丸く結ばれた物語で読後感がよかった。素敵な物語をありがとうございました! -
全13巻
面白かった!
キャラクターもそれぞれ味があって魅力的です。
敵方もただ悪いって訳では無く、色々な立場で見てみると面白いです。
シリアス、バトル、ギャグのバランスも良いと思います。
カバー裏も楽しみの1つです。
自分の氣の種類が知りたい。
自己分析だと水かなぁ。 -
おぉ…なんというか予想外というか。
なるほど…こういう終わりになるのかー。
確かに画眉丸の行動指針は徹頭徹尾貫かれてましたしねぇ。
何はともあれお疲れ様でした。
新作、お待ちしております。
…それにしても…ホントに見えてないの?>士遠先生 -
人の持つ力の源は、迷うことにあるのだ。
迷うからこそ人は強くなれるという、
儚くも力強いテーマ性が心地よかった。
老荘思想を下敷きに、オリエンタルな時代劇物という変化球。
-
完結巻。戻らなかった仲間もいるものの、清々しいラストでした。画眉丸の変わりようにはびっくり。でも、可愛い。
おもしろくなかったですか~。反省します。失礼して腹を……は、切りませんがm(__)m
た...
おもしろくなかったですか~。反省します。失礼して腹を……は、切りませんがm(__)m
たしかにこのマンガ、厨二病全開でいろいろツッコミどころはあるでしょうが、それなりにストーリー+バトル展開で自分には楽しめました。
といっても、それはあくまでも鬼滅の刃と比べてという話であって、絶対的に最高! とまではもちろん言えません。
鬼滅の刃の、なんちゃらの呼吸なども、「リングにかけろ」のギャラクティカマグナムかよと思いながら読んでました(車田正美つながり)。
どうも最近、一般的に受けているマンガ、進撃の巨人やキングダムとかがハマらないので、おかしいのは私のほうでしょうね。
くのいち忍者は、もうすでによく憶えていないんですが、たしか背景に妹との話があって、その部分が好きでした。
峰不二子っぽい強かな女性は好みです♪
あ、あと……「彼の方の恐ろしさ」ってなんです(笑)?
むしろクマ大先生にイマイチなマンガを薦めてしまった罪で、こっちがブグログ社会的に抹殺されそうな気が……。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まっこと、とんでもないことで御座います。
大変失礼なレビューをしてしまいました。
確かに「鬼滅の刃」は、「...
まっこと、とんでもないことで御座います。
大変失礼なレビューをしてしまいました。
確かに「鬼滅の刃」は、「決め」の演技が歌舞伎調で、日本文化の伝統なんだと推測致します。
杠さんの過去は、実は8巻のときにはすでに妹のことは過去話として一コマ現れるだけで、あ、これは既に描かれていたんだ!と焦ったのですが、既に返却した後で後の祭り、詳しい事情はわからなかったのです。でも、峰不二子好きということは、明確に女性の好みは違うということがわかり収穫でした(←何が)。