かぐや様は告らせたい 1 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 集英社 (2016年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088904320
感想・レビュー・書評
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かぐや様が可愛すぎてツライ
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ここまで面白いとは。
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ラブコメのコメの部分で笑ったのは久しぶり。特に妄想での"公転"は声出して笑った。四宮の偏った帝王学や、努力の鬼である白銀のキャラが立っててよい。クイズのデキはかなり良いのでは。
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私も、そこまで多くの恋愛漫画を読んできた訳じゃないから、適当な事は言えないが、この『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』のストーリーはラブコメとして斬新、と言いきれる域にある
昨今の恋愛漫画は、「いやいや、そんなトントン拍子にはいかないでしょ」と無粋なツッコミを入れたくなる展開が少なくないが、こちらはいっそ、真逆で、「いやいや、何で、ここまでしてんのに交際が始まらないの!?」、そう愕然とさせられる
反面教師って言い方は失礼かも知れないが、正直、この作品の主人公・白銀とヒロイン・かぐやの醜態を見てると、その単語しか浮かばない
経験値がさほど溜まってない私が言っても、説得力なんど宿らないが、恋愛ってのは、時に自分の本音を隠すのも、関係を次のステージに進める為に必要だ。しかし、この『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』を読むと、素直さは美徳だな、しみじみと感じる。演技もしくは誘導、それらのテクニックは交際が始まってから存分に駆使すべきで、付き合ってもいないのに、それらの高等技術を使ったってイイ事はないな
タイトルに、「天才」や「頭脳戦」など大層なワードが入っちゃいるが、実際、天才って何だっけ、と思わざるを得ないほど、二人は可愛さを覚えてしまうくらい、アホ丸出しで行動し、自滅かつ共倒れしている
恋愛は本能でするもので、理屈を考えてる内は、相手にキモチは伝わらないってコトだな
でも、自分じゃ完璧だと思っていた作戦が、自分のミスや、周りの思いがけぬチャチャでしくじった際の、かぐやの表情の変化やリアクションは本当に可愛い。良くも悪くもプライドが高く、残念な部分ばかりが目立ってばかりながらも、何だかんだでイケメンの白銀がホの字になるのも頷ける
そんな空回りっぷりで、私らをヤキモキさせてくれる二人の仲を応援もしくは邪魔している藤原ちゃんも、イイ味を出し、作品に彩りを加えている。仮に、この傍迷惑な天然キャラがおらず、白銀とかぐやが手の読み合い、腹の探り合いをしているだけの内容であれば、何ら面白くなく、目が肥えた読み手の眼鏡に適わず、即打ち切りの憂き目に遭っていただろう。考えあってか、それとも、直感なのかは知らぬが、ストーリーに必要なキャラを出す能力を、赤坂先生はちゃんと有している。それだけでも高評価に値する
現在は、MJからYJに戦場を移し、その面白さは他作品に引っ張られ、ますます質が良くなってきている。このまま、ラブコメとして成長する努力を惜しまなければ、『プリマックス』や『テラフォーマーズ』など上位陣を脅かすのも夢ではないだろう
どれも、遅々とした恋の駆け引きにヤキモキ、二人の失態に笑いが止まらなくなる珠玉の話ばかりだが、個人的には、男も女も憧れる、自転車の二人乗りが名シーンとなっている、第9話「かぐや様は歩きたい」を推させていただきたい。確かに、自転車の二人乗りは交通ルール的にはアウトだ。でも、青春の甘酸っぱさは、ちょっとしたルール破りの上に成り立っちゃうのも現実だ。まぁ、実際、やってみるとキツいんだが、荷台に女子を乗せてペダルを漕ぐのは。女子としちゃ、自分は軽いと思っているんだろうけど、お姫様抱っこと違って、自転車はペダルを回し続けなければ倒れてしまうのだ。せめて、見栄を張らずに正確な申告をお願いしたい
この台詞を引用に選んだのは、ある意味、この『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の面白可笑しさを、端的に示している。私にゃ、そっちの気がないのでサッパリだが、かぐやほどの美少女に、この言葉をあの表情で言われたら興奮する男ないしは女もいるんだろう -
寝てる人の額に「肉」はあるけど、「果肉入り」は初めて見た(笑)結局のところ相思相愛なのよね?
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4.1