うせもの宿 (1) (フラワーコミックスアルファ)

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  • 小学館
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本棚登録 : 821
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091364166

感想・レビュー・書評

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  • [客人1~2]では不思議感が勝ってよく分からなかったのだけど、[客人3]からは客人がこの世のものではないと分かってくる。それでも私は鈍いのでかなり後ろの方まで確証が持てなかったのだけど、それが穂積さんの巧さでもあるのだろうな。
    で、きっぱり宣告するのが[客人4]の「この宿は/本当は/さがし物が/見つかる宿じゃ/なく…」「持っていきたい物が/見つかる宿なのね…」と言う台詞かな
    ここからはっきり、死んだ人の後悔や未練と言ったものがくっきり浮き出されてくる。
    [客人5~6]の連作(?)はまた見事。門を挟んだ生者と死者の対比がくっきりして胸に迫る。息子に背を向けたお母さんの一筋の涙の白さ。その次々頁の息子の一筋の涙の白さ。
    これはすごい構成だわ。圧倒的。

    絵的には、手を抜いてもよいところを手抜きできるようになったのかな。『式の前日』と比べると書き込みが減ったような気もするのだけど、でもちゃんと書いてある。
    (偉そうにすみません)

    そうして、[客人6]のラストで殆ど種明かしされてしまってるのに、これ以上どうやって展開するんだろう。次巻を待つ。

  • なんか漫画とは思えない読了感、、
    読み終わってポカーンなった
    どういうこっちゃ、、!
    今後の展開が気になる作品

  • 穂積の新作楽しみ!

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    http://flowers.shogakukan.co.jp/artists/hozumi.html

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