海街diary: 陽のあたる坂道 (3) (フラワーコミックス)
- 小学館 (2010年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091670403
感想・レビュー・書評
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つーか、陽子って女はどうしようもないけど、みんなどっかなのその欠片は持ってたりするんだろーなあ。
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別の作品なら激変でドラマティックに描かれてもよさそうな話をあえて、ゆっくり変化して、受け入れていく過程がこのお話のいいところ。地味といえば地味なんだろうけれど、そういうよさも間違いなくここにあると思う。
見ようとしなければ見えないし、“そうであるはず”“そうであってほしい”っていうフィルターをかけてみちゃっても、本来見るべきことが見えなかったりする。見えてなかったものに気づけたとき、情けなくなったり、どうしようもない気持ちになったりするけれど、得るものも多いはず。きっとその時間も無駄じゃないんだろうな、となんだか希望のようなものを感じました。
『見えないって思い込んでいたものが見えた時ってやったーって思いませんか?』 -
今回もサッカーの話と幸ねえの話が面白かった。
このマンガは年に1冊ぐらいのペースで発行されているけど、
前までのつながりもあるので、前巻などを読んであると
人と人のつながりなども分かって、さらに面白い。
それにしても、アライさんがどんな人なのか、どんどんと気になる。 -
2013/3/14購入
2013/3/30読了 -
最初の出会いから季節がひとめぐりした夏――。すずと3人の姉たちは、父の一周忌で河鹿沢温泉を訪れた。複雑な思いを胸に抱くすずだが……? 家族の「絆」を鎌倉の美しい風景とともに情緒的に描く、大注目のシリーズ第3巻!
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目標、ここ。(志は高く持とう!)
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誰かを好きになることが、誰かを傷つけることになる。
不倫を責めれば、まわりまわって自分の首を締めることもある。
単純な正義感、倫理観だけでは決められないのが人の気持ちなんだな。
どうにもならないことがたくさんあって、どうにもならないけど、それでも生きてくしかなくて。
結論なんか出るわけない。
涼しい風が吹き抜けて、寂寥感が残って、それでも爽やかな気持ちが残る。