イグアナの娘 (小学館文庫 はA 21)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1156
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091913814

感想・レビュー・書評

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  •  最後に親の言葉から解放されてよかったです。


  •  正月2日オンエア『100分de萩尾望都』を視て再読。
     表題作ラストのコマに描かれたトカゲが文庫サイズだとひときわ小さい。
     併録作品、どれも心に刺さる。
     『午後の日射し』、萩尾先生は中年主婦の心の傾斜まで活写してしまう。掲載誌はビッグゴールド。なるほど。
     『学校へ行くクスリ』、こういう心の病をヴィジュアルで見せる手法は、手塚治虫『火の鳥・復活編』が嚆矢なのだろうか。まさにマンガならではの切り口だ。

  • 一気読みしてしまった。

  • 自分をイグアナだと思う少女と、娘をイグアナだと思う母からの迫害じみた教育、甘やかされて育った生意気な妹、鈍感なパパ。
    悲しい少女時代〜牛みたいだけど気のいい夫と結婚し、母が死ぬまで意外とさらっと時は流れるんだけど、最後母もイグアナだった事を知り、胸のわだかまりが溶けるという短いけどカタルシスのあるお話。

    昔放送された菅野美穂主演の同名ドラマを知ってみた時に、ドラマでは主に高校生時代を描き、漫画では小学校時代ちょろっと出てくる野球仲間の少年が恋愛相手として出てきたり、お母さん役の川島なお美が延々イケズしてきたり、長いのだけれど、かなり漫画から膨らませているなと…ほとんど別物だった。
    でもどちらも意外と面白かった。

  • 09 01 22
    legend50

  • ドラマも素晴らしかった。

  • 読みながら泣いてしまった

  • 思わず泣いてしまいました。他の作品も、人間の、深い(ドロドロした感じではなく、他の人にはわからないけど本人にとってはとても深刻といったような)感情的な部分に触れていて、大変おもしろかったです。お気に入りの本です。

  • (2018-02-17)

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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