- Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093792646
感想・レビュー・書評
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感想は下巻にて。
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読んだ
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ページ数は多いが読みやすかった。
登場人物が多く、今後の物語の展開に彼らがどう関わっていくのか、また物語がどんな結末を迎えるのかとても気になる。
あとタイトルの意味もまだよく分かってないのでそこも楽しみ。
とりあえず、下巻に期待。 -
疲れた~(´Д` )
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このバラバラなものがどう繋がっていくのだろう。
楽園を先に読んでしまったので、滋子は何で傷ついたのだろう。
まだ謎だらけ。あの人がこうなるんじゃないかとか、頭の中、憶測だらけ。 -
空恐ろしい。
ぐいぐいと引き込まれて、一気に読める。
けれど、怖い。
怖くて怖くて、続きが読みたいのか、ここで本を閉じてしまいたいのか、わからなくなる。
それは、妙にリアルだから、ということに尽きるだろう。
生々しく、彼ら彼女ら(被害者も加害者も巻き込まれた人も、関わってしまった人もだれもかれも)の痛みと言い表すには簡単すぎる、喉を掻きむしるような、救いのない悶絶が。
最後には、救いがあって欲しい。
そう願って、下巻へと進む。 -
ものすごいボリュームたっぷりの本だったけど、すぐに作品に引き込まれた。
さすがに何日もかかったけど、続きが気になって仕方がなかった。
想像するとすごく恐ろしいー…
犯人が自分の中でわかったときぞわっとしたー… -
こわいはなしでした。
が、はやく続きを読みたいです。 -
古い読書記録より。
世間を舞台に芝居を続ける、栗橋とピースを捕まえる。
ミステリとしての筋書きの波乱万丈、わくわくハラハラも十分楽しんだが、
特に遺族側に立った著述にも多くのページを割かれていて、遺される悲しみが
ひしひしと胸にこみあげてくる。こういうところに丁寧に筆をさくあたりが、人情噺を得意とする
宮部さんらしいなと思った。
「人はみな、真実には眸を瞑り、安易で信じやすい方を選ぶのか?」
「オリジナルの生き方など存在せず、誰かの模倣でしかないのか?」
実際に犯罪を起こした「模倣犯」を追いながらも、読む者に対して
あなたたちも模倣者のひとりかもしれない、という指弾を加える。
”真実に眸を向けることを怠ってはいないか”
事件に関係のない、平凡な人間のひとりであるという自覚でのんびりと本書を読んでいると、
ふいにこんな力強い問い掛けに、頭をはたかれることになる。 -
H24.5.13 上巻を土日で読んだ。疲れた。でも早く最後を読んで安心したい。それ程犯人は胸糞悪いヤツだった。
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期待を裏切らない読み応えのある作品。文章量はかなり多く、登場人物それぞれの背景がしっかりと書きこまれている。丁寧に説明されているためスピード感には欠けるが、最後まで飽きることはなく、作品の世界へ引き込まれていく。流石の筆力である。
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最後の数ページで明らかになる
「模倣犯」というタイトルの意味。
たくさんの目線や時間の波に
巻き込まれながら読む作品。
下巻に入ってからはもう
ぐいぐい 止まりません。
「殺人」そのものよりも
その前と後に派生し散らばるもの
そこに焦点を当てた話だと思います。
ラストの有馬のおじいちゃんのくだりには
思わず涙しました。 -
2011
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これだけ読んでまだ半分。笑 無駄に長い訳ではなく、それだけ個々の登場人物を丁寧に書いているので感情移入し易いし、被害者側、犯人側と視点が変わるので飽きもこない。後半の展開が楽しみだー!
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おもしろい!一番おすすめな本は?って聞かれたら迷わずこの本を選ぶ。
自分にとって衝撃的な本でした。 -
2回読みました。
ボリュームがありますが読みきってしまう面白さ。
様々な視点から事件を見ていく。 -
5
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話題になった本はだいたい読む派だったけれど、この本を切欠にそれを変えた。相性があるんだとしみじみ思った作品です。なので下巻は読んでいない。
10年経った今読めば、また違った感じ方をするのかもしれないが。