ワラグル

著者 :
  • 小学館
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093866149

感想・レビュー・書評

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  • 漫才師がコンテストにどうやって情熱を傾けているのか、芸人と近い放送作家はどういう仕事なのか、それらがとてもリアルに感じられる一冊。

    いろいろな伏線がラストに向かってつながっていくさまは、とても痛快で胸を打つ。

  • 79芸人ってこんなわかりやすくないけど、人生かけてる奴と勢いだけの奴とはなんとなくわかるもんやね。心から願って誓って行動すれば願いは叶うというのはどの世界でも一緒と違うかな。

  • 表紙の見た目と名前のとおり、Mー1が題材の2組の売れない漫才師の話。
    お笑い好きにとっては、ありきたりな話になるのだろうと読み進めていたが、最後の章で『うん??.....もしかして.....えっっっ!!!』ってなった

  • 崖っぷち芸人が漫才日本一を目指すお話です。続きが気になり一気に読みました。M-1がみたくなります‼︎後半はそういうことだったのかとじーん。

  • さまぁ〜ずの三村さんのコメントを見て読んでみました。

    お笑いについてここまで明文化されたものを読むとまた新鮮です。
    芸人さんたちって、やっぱりすごいよなぁ。と思わずにはいられないです。
    放送作家さんもまた縁の下の力持ちというか、まさに芸人の軍師、ブレーンでした。

    何かに熱くなれるって素晴らしい!

  • 3人の登場人物がメインで、漫才師だけでなく、放送作家の話も扱っているところが珍しいと思います。

    漫才について、細かい部分まで描かれているので、お笑い好きの人には面白いと思います。

  • 確かにNGKには笑いに来ているという温かい雰囲気がある。

  • ラリーさん、若手に甘すぎ!何か既読感あるんだけど…浜口さん笑わせてくれるものと思ったが、残念ながら「ユーチューバー」ほどの軽妙洒脱さはなかった。芸人道は、いいから笑わせて!笑い狂わせて!

  • 事実に即していて読みやすい部分と、事実に即し過ぎていて読みづらいと感じる部分があった。(どのコンビを参考してるかなどがわかり過ぎて)

  • 面白かった。少々出来すぎなのだがそこはコンテスト小説あるある。尻上がりに盛り上がっていき自然と目頭が熱くなった。もろM-1グランプリな漫才の大会に懸ける2組の漫才師。高技術の正統派漫才コンビとトリッキーな発想で場をかき乱すコンビ。2組とも才能はあれども今ひとつ伸び悩んでいたのだが、凄腕の放送作家がついて飛躍的に能力が開花する。私も毎年Mー1が楽しみで暇なときはMー1の録画ストックを観ているのでこの設定には楽しめた。序盤は「これいる?」と懐疑的だった部分が終盤見事に回収されて、ちょっとしたサプライズあり。

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著者プロフィール

1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫時『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』などを担当。他の著書に『22年目の告白-私が殺人犯です-』『廃校先生』『シンマイ!』などがある。

「2021年 『ゲーム部はじめました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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