てらこや青義堂 師匠、走る (小学館文庫 Jい 3-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094071825

感想・レビュー・書評

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  • 安定の今村さん、今村ワールドヾ(≧∇≦)〃
    お涙頂戴の三文芝居、
    確かに!!言い得て妙。←褒めてる。

    伊賀組始まって以来の鬼才と言われた
    凄腕の公儀隠密の坂入十蔵は
    6年前に訳あって妻と離縁、
    隠密も辞め寺子屋"青義堂"を開き師匠になるが、
    この寺子屋、如何なる者でも受け入れるため
    癖のある子供達が集まる。
    また常に金に困っているため
    金の為と割り切り忍術の教本「隠密往来」を執筆中。
    そんな中、
    忍びの一団「宵闇」が
    十蔵の身辺にも現れ不穏な空気が!?

    前半は子供達の危機に十蔵が走り
    後半、十蔵の命の危機に子供達が走る!!

  • 202209/寺子屋モノ好きだし今村翔吾だしと期待した通り面白かった!師匠が実は公儀隠密で…という設定とそれをいかした展開も意外で楽しめた。ただ、物語だから仕方ないとはいえ師匠として特定の筆子達を優先し過ぎてるのはちょっとなあ。そして子供達が強くて優秀過ぎて、結果恐ろしい強敵のはずがしょぼいザコ敵達になってしまい緊迫感に欠けた展開が惜しい。

  • ただ一言。面白かった❗多分無理だろうけど、続編が読みたい‼️

  • 最近お気に入りの今村翔吾だが、本作は言ってしまえばラノベだった。
    文章の勢いは本当に好きで、色んな個性あるキャラが出てくるところもワクワクするのだけれども、主人公に魅力がイマイチないのと敵がザコすぎる等々で個人的には盛り上がりを欠いてしまった。
    似たようなイクサガミは即漫画化!とおもえるほどの熱さ深さがあったのに、やはり初期の作品だからか何かが足りない感じがした。

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。’18年『童の神』が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「イクサガミ」シリーズ、「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『湖上の空』『茜唄』(上・下)などがある。

「2023年 『イクサガミ 地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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