万寿子さんの庭〔文庫〕 (小学館文庫 く 6-3)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084399

感想・レビュー・書評

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  • 満寿子さんみたいないさいぎよい生き方いいな。。。
    感謝するきもちっ大切だな。
    でも老いとか介護とかそういうものが切ないっていうか、考えさせられる。。。表紙のデザイン、話そのものだったんだ。
    っていうか、京子いいやつだけど、なんでどっちいかなかったんやー。私ならどっちかな。。。山本と荻野。。。山本 かな。。。

  • 年の差60歳の二人の友情の話
    まるで小学生の二人が出会い、中学~高校~大学まで
    友情を育むような一年を過ごすけれども
    同年代の友情関係には存在しない死期の迫る万寿子さんに対する
    介護という問題が浮上する。
    次第に自分を失くしていく万寿子さんと介護に躍起になる
    京子ちゃんの描写は切ない
    それでも最後まで綺麗な友情物語だったと思う

  • ほのぼの感が救いのような気がする清涼な一冊。
    しかし、老後の問題を考えさせられる。

  • 最初は文章が稚拙っぽくて気になってたけど、途中から慣れてきて一気読み。万寿子さんのキャラと、二人の友情が気持ちよい。最後は泣かされた~・・・。遺言は反則である。単純な話なんだけど、読後感良し。

  • 突如、涙があふれでたわ。

  • この程度の文体でこの評価は高すぎる気もするが、読後の満足感はあったので星4つ。この程度の文体で、ここまで満足できる作品になった事自体が、評価高い。

    内容に現実感が乏しいとか、人物描写が浅すぎるとか批判はあり、それは確かにそうなのにこんなにグッとこれたのはなぜ?と不思議な気持ちに。とにかく、読んで良かったと思わせてくれた本だった。京子ちゃんはとってもいい子なので幸せになって欲しい。万寿子さんの事はきっといつも心の片隅にあるんだろうな。

  • 悪くないんだけど、国語の教科書に収録されてそうな話だ。

  • 二十歳の京子と、七十八歳の万寿子。二人の乙女のお話。
    これはヤバイ。一気読みして号泣した。
    おばあちゃんと孫程、歳の離れた二人の乙女が対等な友情関係である微笑ましさと。
    二十歳の葛藤と七十八歳の葛藤。
    翡翠の指輪は京子にはめて欲しかったな…。

  • 泣けます。

  • 帯の泣ける小説という言葉に惹かれて
    購入したけど、構えすぎたせいか泣くことはなかった。

    斜視にコンプレックスを抱く主人公と、
    1人暮らしのおばあちゃんの交流の物語。
    男の人が描いた女性の心理というのも
    興味深く、さらっと読める小説だった。

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著者プロフィール

黒野伸一(くろの・しんいち)
一九五九年、神奈川県生まれ。『ア・ハッピーファミリー』(小学館文庫化にあたり『坂本ミキ、14歳。』に改題)で第一回きらら文学賞を受賞し、小説家デビュー。過疎・高齢化した農村の再生を描いた『限界集落株式会社』(小学館文庫)がベストセラーとなり、二○一五年一月にNHKテレビドラマ化。『脱・限界集落株式会社』(小学館)、『となりの革命農家』(廣済堂出版)、『長生き競争! 』(廣済堂文庫)、『国会議員基礎テスト』(小学館)、『AIのある家族計画』(早川書房)、『グリーズランド1 消された記憶』(静山社)、『お会式の夜に』(廣済堂出版)など著書多数。

「2021年 『あした、この国は崩壊する ポストコロナとMMT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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