万寿子さんの庭〔文庫〕 (小学館文庫 く 6-3)

著者 :
  • 小学館
3.70
  • (64)
  • (160)
  • (110)
  • (16)
  • (10)
本棚登録 : 1041
感想 : 154
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084399

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小説を読んで号泣したのは
    この本がはじめて。。。

    娘がびっくりして寄ってきました。。。
    ははは^^

    その時の自分のつぼだったのかなぁ・・・
    いやいや。。。
    やっぱりあったかい心の交流がそこに描かれていたから。。。。
    いい小説です^^

  • 主人公京子は20歳。引っ越した先で、変わり者のおばあさん万寿子と出会う。半世紀の年齢差を超えた友情。しかしそれも増子さんの認知症とともに形を変え始めてー。意地っ張りだけど、はしゃぐと陽気なかわいらしい万寿子さん。気持ちを表現するのが苦手な京子。意外に良い組み合わせだった。大きな山場なくスルッと終わってしまう。それが味でもあるが…

  • 内気な私が万寿子さんとの出会いを通して変化していく物語。
    年はすごく離れているけど一緒にショッピングしたり、ケンカしたり、恋の話をしたりと何でもいいあえる万寿子さんのようなおばあちゃんは素敵。
    ラストに万寿子さんが残した手紙には涙があふれます。

  • 普段、ミステリーばかり読んでいるので、
    前半は何事も起きなくて
    読んでてつらかった・・・。
    後半は一気に読めます。

    生き様、死に様について
    考えさせられる一冊。といっても
    小難しい本ではないですけどね。

  • 表紙がきれいで、手に取って買った本
    20才の京子さんと変わり者のおばあさん万寿子さんの
    素敵な友情がかかれた本
    京子さんの若さゆえの行動や考え方が
    なんだか懐かしかったり羨ましかったり
    万寿子さんと京子さんの人としてのまっすぐな心や
    お互いを思いやったり大切にしたりしている様子が
    とても気持ちがよかった

  • 思わず自分の人生を顧み、老後のことを考えるという極端な“自分探し”というものをしてしまった。

    自分が自分でなくなる恐怖というものは、計り知れませんね。

  • 二人は出会えてよかった。万寿子さんはハッピーエンドを迎えられ、京子ちゃんはやりたいことを見つけられた。
    出会いって自分でコントロールできない!?でも出会いを築くのも自分ですね。

  • これからの日本はこういう友達関係を増やしていかなきゃいけないんだろうなー。
    ラストがあっさりしてて、でもそれはそれで良かった気がする。

  • 友情に年齢はないなと思った。よい作品だと思う。介護など考えさせられる面もある。

  • 介護について考えさせられた。

    とてもよい1冊だったと思う。

全154件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

黒野伸一(くろの・しんいち)
一九五九年、神奈川県生まれ。『ア・ハッピーファミリー』(小学館文庫化にあたり『坂本ミキ、14歳。』に改題)で第一回きらら文学賞を受賞し、小説家デビュー。過疎・高齢化した農村の再生を描いた『限界集落株式会社』(小学館文庫)がベストセラーとなり、二○一五年一月にNHKテレビドラマ化。『脱・限界集落株式会社』(小学館)、『となりの革命農家』(廣済堂出版)、『長生き競争! 』(廣済堂文庫)、『国会議員基礎テスト』(小学館)、『AIのある家族計画』(早川書房)、『グリーズランド1 消された記憶』(静山社)、『お会式の夜に』(廣済堂出版)など著書多数。

「2021年 『あした、この国は崩壊する ポストコロナとMMT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒野伸一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×