- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094084399
感想・レビュー・書評
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人の人生にふれたなぁ、とおもいました。
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引っ越した先の隣の家には意地悪なおばあちゃん。小学生がやるような嫌がらせ。絶対付き合える気がしないけれど、京子ちゃんと万寿子さんはいつの間にやら友達になる。側から見たら祖母と孫に見える二人。万寿子も万寿子さんだけど、京子ちゃんも京子ちゃんだ。似た者同士の印象。荻野さんも山本さんも結局はなんじゃそらー。はっきり言いなよー!後半は誰もがいつかは通る道。
2017/07/14 -
一万円選書の中の一冊。
万寿子さんにあんな嫌がらせされて、京子はよく許したなーと感心しちゃいました。
意外とあっさりだった印象なんだけど。
私だったら絶対許さなくて、きっとこんな話にはならなかっただろうな。
仲良くなれば万寿子さん、ステキな人なのに。
京子が万寿子さんを慕う気持ちはわかる。
私もこんな年の離れた人とタメ口でお買い物行ったり旅行行けたら楽しいなーなんて思っちゃう。
でも京子の性格はつかみどころなくて感情移入ができませんでした。 -
「自分さえ良ければよい」的自分が見苦しくなった。
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あらすじを読んだ印象と、読み進めていくうちに感じる印象が全然違った。
いろんな形の友情があるけど、すてきなものを見せてもらったなと思う。 -
黒野伸一さんの「万寿子さんの庭」2009.10発行の作品、感動しました。竹本京子、右目が内斜視の20歳、引っ越し先のガーデニングが好きな変わり者のおばあさん杉田万寿子、78歳からさまざまな嫌がらせを・・・。「寄り目」「ブス」と呼ばれ、スカートを突然捲られたり・・・。イントロ部分ではどうなるものかと思いつつも、歳が離れた二人の間に友情が芽生えていくプロセスと、万寿子さんに段々と認知症が進行していく厳しい現実が並走している。京子ちゃんと万寿子さんの二人の乙女の物語です。
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斜視の女の子の話から、恋愛へと。
このまま恋愛話に突入するのかと思いきや、仕事も恋も放り投げて、万寿子さんの元へいく京子ちゃんは清々しい。
終盤はとても辛く、私だったら耐えられるか・・・と不安や恐怖を覚えた。
もっと周りの人に相談すればいいのに、など思うところがあったものの、「戻ってきてよ」と叫ぶ京子ちゃんの言葉に胸が熱くなり、よいエンディングを迎えてくれたな、と思った。 -
いいわ
すごくいい
たんたんとしてるけど、ギャグも効いてるし
人物描写が◯ -
母に借りて読んだ。電車で読んでいたら、涙が出たので本を閉じた。私も万寿子さんの様なお友達が欲しい。
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ブックオフで適当に購入。若い女性が隣に住む妙齢の女性と親しくなっていくお話。なにが見せ場なのかさっぱりわからない本でした。