彼女との上手な別れ方 (小学館文庫 お 38-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 657
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088557

感想・レビュー・書評

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  • 映画 鑑賞済み

    ガジロウがじょじょに変わっていくのが
    無理なく、暖かみがあって良かった。

    映画では少し泣いたけど、内容わかってたからか
    読んだ分には泣かなかった。

    解説にあったように、ガジロウと幸太郎のその後を少し覗いてみたいです。

  • ガジロウの単純でバカバカしく感じる行動は「有り得ないだろ!」と思うが、読後感は悪くない。

  • 主人公がこんなにカッコ悪い小説も珍しいのではないかと思う。 エリート路線から脱線し、狡賢く非道に人生を謳歌していた主人公が、後半になるにつれ他人の、それも幽霊のためにカッコ悪く一生懸命にもがくところに引き込まれ、つい先を急いだ。 また、出だしから主人公の捻くれた性格を表すような表現がいちいちうまい。 読んだあとにほうっと暖かいため息をつけるような良作。 読んで良かった。

  • 読みやすくて、王道鉄板だったけど良い意味。ガジロウの変化がわかりやすい。ふわーっと気持ちが暖かくなる。他の作品も読んでみたいと思った!

  • 題名で想像してた話とは違いました。
    でもいい裏切られ方だったから問題なし♪

  • 文体も設定も苦手でした。
    ところどころに面白さはあったけど、主人公は軽いのにたまに感動させようとしたり、熱くなって踊り出してみたり全体的にバランスが悪くて、とても読みにくかった。
    どこがいいのか…強いて言うなら、タイトルは良かったなぁと。

  • うーーん。ポールダンスするかなー??

  • 金と女が全てのガジロウがある事故に巻き込まれ、幽霊たちとの関わりの中で変化していく。初期のガジロウにはイライラしながらも、その変化が興味深い。
    タイトルの意味を知ったとき、きっと大きな感動が!という解説にある文言に全てが現れる。
    ラストのユウコのシーンももちろんだが、ジョニーさんのお話もだいぶ好き(^^)

  • 映画を結局見そびれた。。本屋さんの話題の原作特集的な売り場に置いてあって、何気なく買ったのだけど、思っていたよりよかった。

  • タイトルからして、単なる男女の出会いと別れを描いた作品だと思っていたが、いい意味で裏切られた。別れるってそっちの別れるかー。

    良い話なのだが、ガジロウが急にまともになったと思った。あれだけお金の亡者だったのに、、、さらに、いつの間にかユウコとガジロウが惹かれあっていたこと。そうなるとは予想がついていたがあまりにも突然すぎないかと。あと、結局なぜガジロウははねられたのに無傷だったのか。さらに良くなれる小説だと思った。

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