とある飛空士への恋歌3 (ガガガ文庫 い 2-8)

著者 :
  • 小学館
4.13
  • (68)
  • (79)
  • (39)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 644
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094511772

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アニメの方を見たり見なかったり…な感じでしたが、アニメと小説で随分違う部分があるようで。
    小説の方が断然良いと思いました。

    この巻から、本格的に空戦が始まって、その描写が素晴らしい。
    戦いに望む者の学生たちの心理もだし、飛行機の描写も良かったです。
    この巻あたりの話はアニメも見ていたので、何となくの展開は知っていたのですが、それでも泣きそうになるところがいくつかありました。

    そして寮長がこんなに格好良いとは…(驚)。
    アリーメンのおいしさの描写もすごいですね(笑)。
    このエピソードの後に、無性にラーメンが食べたくなりました。

  • 俄然面白くなってきた!
    ピンチになると都合よく実力以上の力を発揮する登場人物たちにはちょっと引いたりもしたけれど、それよりも感動が上回る!
    それから海猫の彼はもしかして…

    ようやくイグナシオが文中に登場してきて少しワクワクする。

  • 訪れる敵に流行る若者たち。しかし、それをあざ笑うかのような無慈悲な展開に、目が潤みっぱなしでした。

  • ただ、イスラを守るために、ミツオとチハルの蝕接機が弾丸の降り注ぐ中を飛び、照明弾を打つ。戦争における若者の健気さはすごく切なくなる。もう、いいよ、やめてくれ、と。

  • 前半ののんびりムードとは一変した、後半の戦闘シーンに鳥肌が立った。そして、消えて行く命にも。主人公が軍人を目指している以上、それは避けて通れない題材ではあるのだろうけど、何かもう……涙ぐんでしまうよ……。

    あの手紙の署名の人は、追憶のヒロインでいいのかしら?

  • 空戦の様子の描写、そして戦っている飛空科の生徒達の気持ちが良く描かれているなと思いました。
    2巻から3巻の途中までほのぼのなお話だったので、戦いが始まる予感が漂ってきてきてからこの先生徒たちが危ない目にあうのかと思うと悲しくて先を読むのをためらわれるくらいほのぼのパートで生徒たちを好きになっていました。キャラがそれぞれ個性的で可愛いんですよね。
    なので、後半はもうウルウルが止まりませんでした。
    生徒たちが戦うということがどういうことなのか、を認識した巻なのではないかと思います。
    4巻がどうなることやら。。。

  • 前半コメディ後半シリアス。本当に、ついさっきまでの平穏が、笑顔が、笑い声が、嘘みたいだ。これが戦いだ。分かっていた、分かっていなかった。

    生きろ。
    強くなれ。

  • 3冊目最後のほうで うるうる・・・

  • 化けた。3巻で本領発揮された。
    1、2巻は序章に過ぎなかった。改めてこの作者の描写は凄いと思った。
    とにかく、3巻まで読んだらいい。切ない。

  • 鳥肌。

    その一言

    後半はもうずっと寒かった。どうして読書しながらこんなに震えるんだろうと思うくらい


    追憶と比べてなんか…と思ってやめた人も
    ここまでは頑張って読んで欲しい

    ウッ 思い出してもジンとくる…


    強く強く、思うのはただ一つ
    「大切な妹なんだ」

全53件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1971年生まれ。小説家。代表作に、「とある飛空士」シリーズ、『レヴィアタンの恋人』(ともにガガガ文庫)などがある。

「2014年 『サクラコ・アトミカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

犬村小六の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×