- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098611348
作品紹介・あらすじ
くらもちふさこ&いくえみ綾、絶賛!
さあ行こう、日常を「発見」する旅へ。
みんなを虜にした大ヒット作
『町田くんの世界』の安藤ゆき、最新作!
学校にも家にも居場所がなく「俺の人生終わってる…」と
嘆くい中1・土屋悠人は、ふとしたことから隣人の
元バレリーナ・宮本琥珀と出会う。
家族でもない、友達でもない、歳の離れた隣人同士。
そんな二人が子供の頃に流行った都市伝説
「地図にない場所(イズコ)」を探すため、
ご近所探索を始めることに。
これまで海外生活が長く、人生の全てをバレエに
捧げてきた琥珀にとって、半径数mの「日常」は
新鮮なことばかり。
悠人もそんな琥珀と一緒に料理をしたり、
野良猫を愛でたり、民族楽器のコンサートに行ったり
するうちに、琥珀との時間がかけがえのないものに
なってゆくが…?
【編集担当からのおすすめ情報】
日常の美しさを丹念な描写で描く
安藤ゆきさんの最新作『地図にない場所』、
待望の第2集です。
これまで女性誌で活躍されてきた安藤さんですが、
本作の連載は「ビッグコミックスペリオール」。
安藤さんにとって初めての青年誌での連載になります。
ただ、連載する雑誌は違っても、安藤さんの筆致は
今まで通り。
男性女性関係なく、混沌の今を生きる人にとって足元を見つめたり、この世界の見え方がちょっとだけ変わったりする、
さりげないきっかけと気付きに満ちています。
第2集では帯の推薦コメントを
くらもちふさこさん、いくえみ綾さんという
超豪華なお二方からいただきました。
とても素敵なコメントです。
ぜひコミックスをお手にとってご覧ください。
感想・レビュー・書評
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初版 帯
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悠人の状況について要領が悪いとか運が悪いとか幾つか表現があったけど、スランプに入っただけってのいいなーーーと思ったなんか軽くなる
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「ユートはダメじゃない」という琥珀の言葉に、ほろっときた2巻。
色々な経験をして、知り合って間もないけれどユートを近くで見てきた琥珀の言葉だからこそだよなあ……
ユートのコンプレックスが、少しでも和らぐといいな。
イズコ探し、これからどういう展開をみせるか楽しみです。 -
図書館で鈴と会い、イズコの探し方の方針を決めたところから。
学校にも家にも居場所がないユートが、たまたま知り合った隣人の言葉で救われる。
「いてくれて嬉しい」
「ユートは絶対ダメじゃないからね」
バレエしかやってこなくて生活力はないけど、バレエに打ち込んできたことで得た経験はあるし、大人は大人だからユートの気持ちが分かって必要なことを言ってあげられるのかな。
最後でユートの母親にバレてしまってたけど、また余計なことを悪気なく言いそうだなぁ…
せっかくじんわりいい気持ちになったのに、ちょっと憂鬱。 -
劣等感の塊の中学生男子と、その隣の部屋に戻ってきた年上の天才バレリーナが共に都市伝説の「地図にない場所」を探しに行く物語第2巻。「生活」が出来ない隣人を助けることで自分も存在意義を見出していく。思春期の微妙な浮き沈みを描くのが上手いと思う。
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地域と年齢限定の都市伝説、地図にない場所「いずこ」を探す二人。
主人公のゆらぎが良い感じ。