- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098701209
感想・レビュー・書評
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202106/1~8巻まとめて。とても面白く、こりゃ売れるはずだわ!
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印象派展を観に行こうと、停まっていたバスに飛び乗った久能くん。
ところがそのバスがバスジャックにあって、他の乗客たちと一緒に不気味な館へと連れて来られる。
犯人たちの目的とは。
バスに乗り合わせた人々が抱えるモノを、また淡々と久能くんが解き放っていく。
相手を読み切っているのか、怖いモノ知らずなのか、マイペースな久能くんにヒヤヒヤ。
見方というのは一つでは無いんだな。
そして、久能くんの過去がチラリとかすめる。
彼の抱えるものとは。
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バスジャックの後は暗号に遺産相続と、ミステリじゃないと言いつつ、ツボを押さえてくれるありがたさ。
1巻から続いてる事件、自力で解きたかったけどダメだった悔しい!あやしいとは感じてたけど、決め手の伏線に気づけなかった。あやしいって言うことと、証拠を見つけて解き明かすこととは天と地の差があるからね。次は頑張ろう!
謎解きの伏線の密度もすごいけど、整くんの観察力と心や物事の行間を読みまくっては冷静に説いていく感じがやっぱり魅力。意見を言いまくってるのに聞いてて心地いい。知り合いにもこういう人がいるんだけどなんでだろう。押し付けてる感じがしないからかな? -
今回も面白かった!
整くんの言うことは、毎回ハッとさせられる。
いじめをされた方がなぜ逃げなければならないのか、本当にそうだ。
話の方も面白かった。 -
他の人のコメントにもあったけれど、いじめられている人といじめている人についての言及にハッとする。「いじめている人をなんらかの問題を抱えている人として対処する」
それはそうとして本は面白く読めた。 -
いつの間にか疑問にも思わないようになってしまったさりげない不条理を、主人公の発現を通して改めて思い出させてくれます。そんな作者の視線の鋭さが、相変わらず冴え渡る第二巻。ミステリ的醍醐味ではなく、さりげない気付きを本作に求める小生のような向きには、本巻も、納得度&満足度が非常に高い一冊だったのであります。
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バスジャック編完結巻。
バスジャック編は、漫画とドラマの設定違うところがちらほら。漫画スタートの人にも気にならない程度か…。
絵手紙編も設定違いちらほら。
バスジャック編の「いじめ・逃げる」の話部分は、ドラマでも共感したけれど、あらためて文字を読んで再度共感。いじめを見て見ぬしている人に読んでほしい。
いじめている人はそもそも病んでいる人なんだからこれらの言葉は響かないだろう。