- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101131528
感想・レビュー・書評
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これを読まずと大学生は語れない。
バイト先の社長にそう言われ読んでみた本の中に僕はなにか運命を感じた。
人生は棒に振れ、しかし一日はもっと大切にすべきだ。 -
上がったり、下がったり
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木原敏江さんの作品「麻利と新吾」が誕生するきっかけとして、この作品を挙げられていて、いつか読みたいと思っていました。
バッキャローの応酬。青春だなあ…。忍者の人が特に面白かった。
ご冥福をお祈りいたします。 -
北杜夫さんが亡くなってしまいました。
学生時代から、よく読んだ小説の1つです。
どくとるマンボウシリーズは、大好きでした。
当時は、単行本しかなかったので、今では自宅の書棚にもありません。
ほのぼのとする小説が多かったようです。
沢山の元気をもらえました。
当時を想い出して、文庫本を1冊 Amazon に発注することにしました。
心より、ご冥福をお祈りします。 -
中学か高校の時に読んで、こういう生活をおくりたくて、大学では寮に入りました。つうか、狙いの寮に入るために大学を決めたようなもの(^^;)。
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私のゆるいもの・エッセイ好きはここから始まっているのではないかと思います。
小学生の頃、おばあちゃんちに埃まみれになって置いてありました。
内容がどうのというより、松本の旧制高校での生活ぶりに憧れました。
ストーブの上で焼き芋をしながら、先生にテストの山場を聞く姿が思い浮かびます。 -
青春ってこんなに恥ずかしいのか!と思わされました。読んでいてむず痒かったけれど面白かったです。
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北杜夫らしい諧謔やユーモアがふんだんにちりばめられていてそれなりに楽しめるが、題材をうまく活かせていないように感じた。
作者の天邪鬼は、「青春」というある意味「まっすぐな」テーマとは相性よくないんじゃないかな。
個人的には、『昆虫記』の方が好み。 -
ユーモアだけでなく、その時代の空気、町の雰囲気、鬱屈した学生独特の感情まで語られていて、まさに青春記であった。一気に読んでしまった。
松本にいるうちに読めてよかった。