目覚めよと人魚は歌う (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101164519

感想・レビュー・書評

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  • 2008/8/26購入

  • 最初よくわからなかった。
    不思議な感じ。
    糖子とヒヨとあなちゃんとまるさんと蜜生と蜜夫。
    赤砂漠とススキと月
    2008.5.12

  • 濃密・爛熟・糜爛・・・。強い日差しが照りつけ、存在するもの全てが熱く、熟し、融解する夏の日。妄想癖を有する糖子が「疑似家族」と住む家に、暴走族との抗争に巻き込まれた日系ペルー人のヒヨヒトが恋人とともに逃げ込む。
    糖子は現実と失った恋人との妄想との間で、またヒヨヒトは自身の不安定なアイデンティティのはざまで、相互にゆらぐ二人は出会い、共振し、サルサを舞いながら溶け合い人称は混濁する。
    が、サルサはいずれ終わる。揺動するアイデンティティを抱きながら、一人は妄想の内に住い実体を欠いた者として存在し、もう一人は外へ、「巨大な綿の中を這うような不安」を抱きながらも外へ「歩みを早め」た。その差異。

  • 2007.1.7

  • 未読。

  • 2006.9

  • どこが素晴らしいのか不明。
    つまんない。
    三島由紀夫賞受賞作

  • 砂漠(?)みたいなとこまで逃げてきた少年少女と、それを匿う女のはなし。
    たいした感動もなかった。

  • 三島由紀夫賞受賞作らしいっす。「人魚」だけに水の中を漂っている感覚になる文章かな?

  • タイトルに釣られました。
    買ったけどまだ読んでない….

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著者プロフィール

1965年、 アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、 早稲田大学卒業。2年半の新聞社勤務後、 メキシコに留学。97年 「最後の吐息」 で文藝賞を受賞しデビュー。2000年 「目覚めよと人魚は歌う」 で三島由紀夫賞、 03年 『ファンタジスタ』 で野間文芸新人賞、11年 『俺俺』 で大江健三郎賞、15年 『夜は終わらない』 で読売文学賞を受賞。『呪文』 『未来の記憶は蘭のなかで作られる』 など著書多数。

「2018年 『ナラ・レポート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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