- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101250328
感想・レビュー・書評
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人質立てこもり事件が、犯人、警察と視点を変えながら進行していく。
なんかおかしい、怪しい、もしかして、と思ってもしっかり騙された。このやられた感が気持ちいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心を鷲掴みにされるような表現の数々…。
ストーリーの中に、伊坂幸太郎さんの「優しさ」があふれている感じがする。
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「レ・ミゼラブル」を再読したくなりますね。
夏之目警部が切ないです。
今回は時間の使い方を間違わないように1週間かけて読みました。
大好物の麦トロご飯をズルズル食べずにゆっくりと食べた感じ。
ノドごしのいい小説をゆっくり読むのは大人のワザなんです。 -
初★伊坂幸太郎作品
なんとなく図書館で見かけて借りてみた。
おもしろかった。
どうなるの?えっ?!どういうこと??
と、行きつ戻りつ、読み進める手は止められず。
これが伊坂マジックなの?
伊坂幸太郎作品を順番に読んでいくことになりそうだー。
黒澤、ナイスプレーすぎ!
こんな犯罪小説あるー????
この小説のジャンルはなんだろう?
推理小説じゃないよねぇ。 -
人質立てこもり事件の裏に隠された真相(作戦?)が
独特のテンポで語られる長編
最初は異なる2者の目線?(神の視点のような描写もあるのでその辺は複雑)で語られ、これがどのようにつながるのかと注意深く読み進めるが
立てこもり事件が起き、その裏で行われたやりとりに話が進むにつれページをめくる手が速度を上げ止まらなくなる
先に読んできた(見えていた)状況の、見えない部分でこんなことになってたなんて
次々「これはどうするの?あれは?」と浮かび上がる読み手の疑問の答えが明かされていくのがたまらなく気持ち良い
帯には「全てを疑え!」と書かれていたけど、いっそ騙されちゃっていた方が興奮度が高いと思う
フィッシュストーリーのポテチという短編の方を先に読んでいたので、その話に登場する面々が勢揃い、しかも大活躍で楽しい
空き巣黒澤本当に頭良い、もうずっと捕まらないでほしい
すごくおもしろかった
これ以上の感想がない -
黒澤さん、お久しぶりです! 他作品とは一風変わった語り口だが、軽妙な遣り取りは健在。オリオン座の蘊蓄や『レ・ミゼラブル』など巧みに織り込んだ展開に、後半は一気読みでした。いや~面白かった(語彙力(笑))!
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登場人物の視点の移動、時間軸の移動がとても面白かった。表現としては合ってないですが、三次元的な読みができました。
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しばらく積読状態でしたが、今年一冊目の読了。
後半は、これでもかと伏線回収しまくりで、あっと言う間に終了。
今年はよいスタートが出来ました。 -
変化球になれるまで時間がかかった。
レ・ミゼラブル、確かにフェードアウトしてたな。
ちゃんと読んでみるかな。