ナイフ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9768
感想 : 824
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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349138

感想・レビュー・書評

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  • いじめの問題。
    ちょっと悲しく、最後にホンワカ。
    でも、結局は解決してないんだけどね。

    中学生は残酷です。
    最近のニュースで多くの事件を見てると、小説の話だけじゃないんだろうなと思う。
    お子さんをお持ちの方は注意をしてるべきなんでしょうが、じゃ、私は良い親だったんだろうかと振り返ると、この小説に出てくる親のように自信はないですね。

  • 2020.3.30

  • 現代社会の問題に切り込む作品を多数発表する重松清の短編集。
    いじめに苦しむ子供。
    いじめから息子を守ろうとする父…そしてナイフを握る。
    誰しもが持つことができるその“ナイフ”の描写は読む者を強く引き込む、衝撃的なものだった。
    この現代だからこそ、この作品は深い内容になるのだろう。

  • 格好いい。どんなやり方でも苦しい事に向かい合う人達は。

  • 色々ないじめをいじめられる方の視点から描いた短編集。主人公たちは乗り越えるところまではいかないが、負けずに生きていく。

  • いじめがテーマの短編集。読んでいて気持ち悪くなったり、そういうことじゃない、と拒否反応を示す。自分の中にあるものを見透かされているように感じてしまう。
    プラスでもマイナスでもない関係。そこに存在するだけでいい関係。自分の都合の良い解釈。その時々の存在を肯定するための反省。ああ、自分を許すのって大変だ。

  • エイジとナイフが混ざってる…どっちだ…?

  • 色々読めて良かった

  • お父さんが主人公のやつが面白かった。

  • しんどい、リアル

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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