- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101461298
感想・レビュー・書評
-
最近のしゃばけシリーズは、短編集でもあり、全てが繋がった長編でもある。
弓手に行くか馬手に行くか…、
これまで沢山の選択をして、失敗したこともあったかもしれない。
過去に遡って、もう一方を選んだら、得るものもあるし失うものもある。
そんなことを考える不思議なお話でした。宝珠にはもう会えないのかな〜?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「もしも」の話。いつもよりちょっと暗い雰囲気が全体的にあるような気がします。
お見合いのお話が好きです。 -
しゃばけシリーズ。
シリーズ第9弾。
今回は切ない話から始まります。
屏風覗きや他のつくもがみたちを失ってしまう話から始まり、時間を遡るように他の妖怪や、若だんなの恋、水害などの話が展開する。
「あの日右の道を選んでいれば、未来は変わったのだろうか」と言うのがテーマで、題名の「ゆんでめて」は「弓手(左手)馬手(右手)」のこと。
最終話で、本来進むべきはずだった道へ進み、今までの話がなかったことに感じられますが、これから起こるということであり、なかったことにはならない。
次作にも絡んでいるようで、次を読むのが楽しみ。 -
今回はなかなかというか。ファン過ぎてハマリ過ぎました。
-
最近物々しい本ばかり読んでいたので
気分を変えてのほほん系を。
今回のしゃばけシリーズは読み始め、ん??と不思議な感じがしたのですが
読み進めていくうちに納得。
若旦那、気付いてはいませんが不思議な世界へ入り込んでしまいました。
屏風のぞき、良かったね。 -
シリーズ9作目。
あの時もしこうしていたら・・・選択によって大きく変わる未来。
見られてしまった神様に同情しなくもないけど、結末には正直すごくホッとした^^ 誰が欠けても大きな穴がぽっかり空いてしまうようで寂しい。。
今回のそれぞれの出来事が今後どうなるのか楽しみ。 -
しゃばけシリーズ
「もしもあの日、別の道を選んでいたら、こんな未来は訪れなかった?」
ほんの気まぐれで、本来とは別の道へ迷い込んでしまった若旦那
その気まぐれが、大切な仲間との別れの引き金だった・・・
短編ひとつひとつが時をさかのぼるようになってて
最後に「あの日」が再び・・・
という、タイムパラドックス的おはなし。
別の道へ行ったあとに出会ったひとたちと
また会えるといいなぁ -
うわーパラレってたわー
絶望からの希望、でもその未来でもありで、まっすぐ進むしかないんでしょうね
屏風のぞきー!!
みんな大事な家族だねえ