ハリー・ポッター誕生: J・K・ローリングの半生 (新潮文庫 カ 30-1)
- 新潮社 (2004年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102136218
作品紹介・あらすじ
海外で離婚し、故郷に帰るも乳飲み子を抱えて働き口がなく、生活保護を受けながら喫茶店の窓辺で書いた物語が大当たり-今や女王陛下よりも裕福と言われるローリング女史。初版500部で始まった魔法使いの少年のお話は、現在約60の言語で2億5000万部以上読まれていると言われる。世紀の変り目に起きた文学史上の一大奇蹟、もはや伝説となった超人気シリーズは、こうして生れた。
感想・レビュー・書評
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ハリポタ4巻刊行時点での、作者の半生。
完結した後もユニバだったりゲームだったり、同じ世界線の映画だったりでコンテンツが途切れない。もうめちゃくちゃ売れまくったファンタジー小説ですね。 -
アメリカのマンスフィールド大学のコニー・アン・カーク教授の書いたJKローリングの伝記。教授の専門は児童文学、アメリカ文学。
伝記なる本を久しぶりに読んだけれど、人の人生を想像するのはやはり面白い。JKローリングは言わずと知れたハリーポッターシリーズの作者。この本が書かれた当時はまだ4巻までしか刊行されておらず、さらにローリング自身がまだ存命である事から完璧なバイオグラフィーではないものの、彼女の生き様や影響されたものを知る事ができる。
児童文学の専門家が書いている事が本書を読み易く、面白いものにしていると思う。というのも、分析力に優れていて、ローリングの人生の節目にあった世界の出来事を多く陳列している他、ディケンズやトールキンと言った有名な小説、児童小説作家をも多く引き合いに出しているところである。
この本を読めばさらに読みたい本が幾つもできる事、うってつけである。 -
ローリングさんの半生について、ざっくりと知ることができて良かった。
ただ、本にも書いてあるように完璧な伝記なんてありえないわけで、意識的に斜め読みにしたところも多々。
ローリングさんのこれからの人生が幸せでありますように。 -
ハリーポッターの生みの親の半生。
面白いです。