ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102167069

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  • ハンニバル・レクターの過去のお話。
    リトアニアの裕福な家に生まれたが、戦争により運命は狂う。
    家は荒らされ、使用人は襲撃され、両親の上には爆弾。

    焼け焦げたドレス。 粉々のメガネ。 飛び散った脳漿。
    かろうじて生き残った幼い妹を連れて逃げるが、過酷な運命が待ち受ける。

  • あまり時代背景分かってないまま読んだ。
    ここまで日本おしだとちょっと嬉しい。

  • つっこみどころは多々ありますが、恋愛小説だと思って読むとすごく素敵です

  • まさかの日本人登場

  • 映画になった「羊たちの沈黙」などに出てくるハンニバルが、どのように怪物といわれる殺人鬼になっていったかを書いた作品。

    読み始めてから150ページほどで「なんだ、最初から殺人鬼じゃん。」と思っていたら、下巻から先に読んでいた事に気が付き、上巻から読み直した。

    子供の時幼い妹を「食われた」ショックから立ち直り、復讐をしているうちに殺人に快感を覚えるようになってしまった。そして、その残忍な復讐は社会から好感を持たれ、刑事罰を問われることなく、野放し状態になってしまう。

    偶然にも時期的な設定が「チャイルド44」などの、ソ連共産主義崩壊期に重なった。

  • ハンニバル・レクターシリーズ第四作。
    ハンニバルが、怪物に生まれ変わるまでを描いた本作。
    上巻は、これから始まる壮絶な復讐劇を匂わせて終了。
    下巻が楽しみ。

  • 人食いハンニバルの誕生秘話。並はずれて聡明で、家族の愛に育まれて育った彼が出会ったもの。そしてその変貌。いじめっこや愛する叔母を侮辱した男への冷ややかな鉄槌には背筋が寒くなると同時に爽快感が(笑)。そしてドイツ協力者たちへの復讐も始まるのか。楽しみになってきました。ハンニバルという存在は理解はできないですが畏敬を感じてしまいます。ほんと魅力的です。

  • ハンニバル・レクター博士の出生の秘密に迫る、という内容です。当然と言えば当然なのかもしれないですが、レクター博士の生い立ちは凄まじい物がありますね。。

  • レクター3部作
    私は映画からこのシリーズに入ったから
    レクター=アンソニー・ホプキンス(笑)
    アンソニー・ホプキンスが好きなんだな。きっと。
    レクターの記憶の宮殿。
    記憶力がよい事って幸せなのか不幸なのか...。

  • 訳がいまいちなのか、元々の原作がぱっとしないのか、何故か読み進めない。そんな感じで、買ってから何年も放置してたのをようやく読んだ。
    内容はやっぱり今一つ。サイコな感じを期待してたんだけど、なんかやけにリリカルでちょっとがっかり。

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著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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