- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102167069
感想・レビュー・書評
-
博士の悲しい過去のお話し。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪物の作り方。
自分の家族を葬った輩を次々と復讐していく少年ハンニバル。
復讐の方法にまだ雑さが拭えませんが、カニバリズムの趣向はすでに出てきてます。
そしてハンニバルの成長に多大な影響を与えるのが、日本人の叔母「紫婦人」。彼女によりハンニバルは日本の文化を吸収していく。
ハンニバルの世間、死にたいする達観した姿勢は、過去の記憶はもちろん、日本独特の無常観も影響しているんだろうか。
-
レクター博士の過去話
-
[購入したものの半年ほど忘れて放置していた。Amazon上での評判が芳しくないが、読んでみると普通に面白いではないか。]
-
読み進んだものを
何度か戻ったりしながらも
なかなか進まない状況を抜け出すために
目は先に先にと、
次に起こることを
捕らえるのを急いでしまう。
そんな作品。 -
未読
-
ハンニバル・レクター博士の<記憶の宮殿>のはじまりがここに!ヤコフ先生と八歳のハンニバルが<記憶の宮殿>について話し合う場面が好きです。今からわたしが<記憶の宮殿>をつくっても遅くはないだろうか。いや、無理だろうな。「あらゆることを記憶しようとすると、苦痛が伴うかもしれないよ」って言ってるし。それから、ハンニバルが紫夫人という日本人から日本語・日本文化を学んでいたという事実には驚きました。ハンニバルの成分には間違いなく「日本」が含まれているんだね。
-
レクター博士の単なる狂気だけではない、美意識の由来が幼少期を通してこの本に綴られている。このシリーズの以前の作品とは構成が違い、淡々と彼の生い立ちや行動を追うというストーリー展開。静かに彼の壮絶な過去が語られている。
シリーズでは羊たちの沈黙>ハンニバル>レッドドラゴン>ハンニバルライジングという順番で好き。 -
[02][08.01.05]<ao
-
2007.5