- Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102202111
感想・レビュー・書評
-
それにしても、くだらない作品だ。だけど、好きだ。
凡庸だけど、モテる。でも仕事はないし金もない。そんな男の物語で、しかもハッピーエンドときたもんだ。ストーリー展開には男の身勝手さが全開なわけだが、しかし自分にも身に覚えがあるようなないような話や記述もあったりして、思い切り突っ込めない気分でもある。
基本的に都合のよいストーリー展開だ。でも、そんなことはどうでもよくて、とにかく「ロック・スノビズム」(今僕が作った言葉だけど、きっとそういう言葉あるだろうなあ)を刺激する、うざったいほどの固有名詞の羅列。これが、音楽好きにはたまらないのだ。しかも、音楽を、情報あるいは知識として集積しようとするような人種にとっては。
そういう理由で、僕はこの作品が好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レコードについてのうんちくが音楽好きにとってたまらない。出てくるキャラも変人ばかりでよしっ!
話の筋は恋愛で心に痛手を負っている主人公が、その袋小路に陥った人生と恋愛を重ね合わせ、結構四苦八苦するというお話。と書くと暗そうな感じにもとられるかもしれないが、基本的にストーリー自体にかるみがあるので楽しく読める。 -
精神的にお疲れ気味の時にこの本に手を出してしまう私は、やっぱり病んでいるのだろうか…w
-
「人生をまじめに生きている男は、500枚以上のレコードを持っている。」もうこの言葉だけでノックアウト!
-
まだ途中だけど、なんかものすごくかっこいい。音楽的にマニアック。
-
マイベスト10に共感。
-
あなたが軽蔑する音楽を、愛する人々がいます。あなたは彼らについてどう思いますか?軽蔑する?
-
原作、映画ともにハマりました。
-
ポップ・ミュージック・マニアの駄目男の恋愛ストーリー。洋楽ポップ好きなら楽しめること間違いなし!
-
こんな男が彼氏ならソッコー三行半だよ。