- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102286012
感想・レビュー・書評
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スティーブン・ハンターといえば映画『ザ・シューター』の原作者・・・、という感じで映画と名前しか知らなかったが、このたび本作『真夜中のデッドリミット』を初読。英語タイトルは『 The Day Before Midnight 』。米国内の或る核ミサイル発射施設が重武装したテロリスト集団に占拠され、デルタフォースが緊急出動!施設奪還作戦のために召集された様々な戦闘と追跡のプロ達の死闘を苦悩を描いている。冷戦時代の終焉を予感させる作品全体の雰囲気に、ベトナム戦争で傷ついた名も無き精鋭達、イラン・テヘラン米大使館人実救出作戦の失敗を引きずるデルタフォースの将兵、さらに犯人側も・・・、戦争で人生が台無しにされてしまった者たちが、決死の作戦に身を投じていくさまがテンポ良く、詳細に、冷徹に描かれる。そして数々の伏線と共にクライマックスでどんでん返しも待っている。登場人物にはいずれも過酷な結末が待っているにもかかわらず、読後に不思議な感動が残る。大がかりなミステリーアクションエンターテイメントとして一級の出来であり、これも映画化が期待される。
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かなり荒っぽい運び。
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冒険小説好きの方には、超絶オススメです!
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ハンター初期作を今更ながら読了。登場人物が入り乱れるのは初期からだったんだなーと。詳しくは下巻へ。。。
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ハンター初期の作品ですが、さすがです。
とにかくアクション、アクション!
アクション好きには最高レベルの本じゃない?
後半突入してからはもう止まりません。
最初のちょっとしたコミカルなエピソードが
ええっ、こんなところに?!
そんな面白さがそこここにあるのもハンターならでは。
そして何より、それぞれのキャラが
戦いの中で自分の居場所を感じる瞬間。
なんとも言えない充足感があるのです。
ストーリーテリング的には極大射程の方が好きだけど
これもひじょーに楽しめました。
すげー面白いぞ!! -
アメリカ・メリーランドの片田舎の核ミサイル基地がテロリストに乗っ取られた。テロリストに連れ去られた溶接工がタングステンの壁を焼き切って発射のマスターキーを手に入れるまであと18時間、緊迫した発射をめぐる戦いが始まる。
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上下巻とも読了・・・・登場人物ほぼ壊滅。
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主要登場人物が一癖も二癖もある人ばかり。それぞれが背後に自分の歴史を背負って話が進むので息をつく暇が無いです。
前半が主役が誰か分からず、それぞれの登場の仕方がもたつく感じがしてしまったので星3つ。
下巻が楽しみです。 -
冒険小説好きの上司の推薦本。
「核ミサイルの発射基地をテロリストが云々」…と、
設定がちょっと今風でない感じだけど、
プロットは古びてなくて面白い。
え?と思うか、膝を叩くか、評価は分かれるかも。
別タイトルで映画化されてたような。
何だっけなあ…確認したら追記します。
2022.6.15 追記
映画化は確認できてません。
レビューして10年も経ってますが… -
A10って対地上戦ではもう絶対的に強いのだとばかり思っていた。
油圧系統に異常発生させたり、わざと弾丸を撃ち尽くしたり、なんてことだ。