- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103537915
感想・レビュー・書評
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湯河原の町美術館に安井曾太郎という画家の作品を見に行った際に、ふかわさんのお母さんが発した『あぁ、これが、お弁当太郎の石碑ね』との言葉がちょっと面白かった。崩した書体で名前が彫られてて間違えたみたいだけど、間違えるかねとふかわさんが冷静に推測するイメージが思い浮かんだ。
もう一つ、ドーナツ屋でテイクアウトした際に、注文したものの中に温めてもらう商品があり、それを入れ忘れられたみたいで、ホットドッグ入ってませんと電話すると…
『はい、お預かりしてます』と、
いや、ホットドッグ預けたことなど一度もなくこれからも預ける予定はない。
ふかわさんの中で感じたちょっとした違和感がこの一冊に詰まってます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふかわりょうは、僕たちの味方である。
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ふかわが歪んでいるなら、わたしも歪んでいるのだろう。『そうそう』と思うことばかり。
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2021.08.31
ふかわりょうって良いよな
タモリさんとも仲良くて
良い旅をしていて
ネコに会えたりして
シュールでマイペースで私はふかわりょうに憧れるな
羊も好き
でもタイトルが良かったから買ったので、編集さんさすがですのひとことにつきます! -
価値を自分で見出さない。
どうせストリートで売られているものだろう?と。
しかし、モノの価値はどこで売られているかではなく、自分がいいと思いものの中にあるはず。 -
お笑い芸人でDJでもある筆者のエッセイ集。
「シュール」といわれる芸風とはまた一味違った、
世の中の様々な事に触れたエッセイで、笑えるというよりは、「へぇ、こんなふうに見てたんだ」と思わされる。 -
ゆるい文章が読んでいて心地よかった。共感するところもありしないところもあり、感じ方や考え方は人それぞれでいいんだと再確認できた。私もすてきな「隙」がほしい。
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日常生活の中で感じていたこと、引っ掛かっている言葉や事柄、その隙間に抜けていたピースを埋めてくれるような一冊で、共感できるところが沢山あった。
帯のキャッチコピーにあるように、どこにも馴染めなく、どこにも染まれない。
今の自分にピッタリな言葉かもしれない。
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ふかわさんのことは名前だけ知っている多くの「芸能人」の1人でしかなかったが、タイトルに惹かれて手に取りました。なので『溺れる羊』より現行の方が売上は良かっただろうと思った。中の文章を読むとまた印象が変わるのだけど。
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「風とマシュマロの国」を読んで以来ふかわさんの文章が好きになりました。
今回も不思議とすーっと私の心に馴染む本でした。
私も「世の中と足並みがそろわない」人間なのでしょう。