世の中と足並みがそろわない

  • 新潮社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103537915

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めは、一つのテーマに関して様々な視点から考察する様子が面白いと思ったけれど、後半になるにつれだれてしまった感じはする。

    「略せない」とか「ほどほどがいい」とか、かなり共感できる内容が多かった。
    最近、後輩がゴミ袋のことを「ごみぶ」と略していて、呆れすぎて笑ってその場を乗り切ることしかできなかった。歳はそんなに変わらないのにな。
    本を読んで食べたくなって、アメリカンドッグとチュロスをそれぞれコンビニとパン屋で買ってしまった。
    「アメリカンドッグはサービスエリアで、チュロスはディズニーランドで。好きだからこそ、一番輝く場所で手にしたい」という言葉は名言だと思った。

    社会の理不尽に適応するための、厳しい校則。行き過ぎた校則は言語道断だけれど、確かにそういう考えもある。

    アイスランドに行ってみたくなった。私も羊を助けたい。
    写真はほどほどに、素敵な景色はこの目で保存したい。

    そして一つ言えることは、本のタイトルは替えて正解だったということ。

  • 2021.3.5読了

  • 帯フレーズにある「世界が歪んでいるのか、ふかわが歪んでいるのか、誰かおしえてください」という問いかけに対して、「結論から申しますと、私の方です、歪んでいるのは」という自答による冒頭からスタートする本書。筆者の葛藤や藻掻き、シニカルな視点やコミカルな日常などがまぜこぜになったエッセイで、爆笑はしないが読んでいてニヤリとしてしまう。筆者の芸そのものだな、と思った。
    特に印象に残ったのは、タモリとのエピソードを語った「浮力の神様」の中の、“「力を抜く」と「いい加減」は違うのでしょう”という文章。わかってはいるものの、ついつい混同してしまいがちなこの状態をビシッと突きつけられている(しかもエピソード付きで)ので、より心に刻まれた気がした。

  • 5時夢のふかわさん好き。私も略語言えないです。本にはないけど就活っていつから使うようになったんだろ?アラフィフの私です。

  • 最近、拝見しないので分からないですが、
    なんだかふかわさんらしいエッセイでした。
    一人称、私なんだとか余計なことにも目がいったけど、TVでは出さない感じとかこじらせ感とか出ている気がしました。
    基本的に育ちが良い方なんだなぁとも感じられる文章。
    サブカル憧れ人間の好きな感じ。
    年齢を重ねていいようにこなれてらしたのかな。
    大好きな内村さんやタモリさんの人柄が感じられる所がなんだか良かった。
    なんか、本当に尊敬出来る方の前ではこじらせとかどこかにいって血が通う感じになるんだな。

  • 「どこにも馴染めない、何にも染まれない。」のはご自身でも気付いていない、もしくはとうに気付いている強烈な個性を持ち合わせているからかも知れない。
    その個性を優性、劣性と捉えるのは自分自身の尺度だけで測るのはもったいない、とこの本から感じました。

  • は~。おもしろかったあ。

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