- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103537915
感想・レビュー・書評
-
ふかわりょうの書き下ろしエッセイ集。想像していたよりも自身の事を客観的に捉えており自虐混じりの文章は面白かった。ロマンチストであるところが微笑みにつながる人は珍しいと思う。
隙のある人になりたいという願望には共感出来た。
自分も人を穏やかにされる隙を見せれる人間になりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サンドリにゲストで来ており、「変わった人がいるんだんなぁ」と聴きながら感じるも、面白そうだったので購入しました。
案の定、ふかわさんらしい部分が多く、捻くれてるところがまた面白かったです。
唯一共感できたのは、最後の「隙の効用」から、自分も「隙」や「ゆるさ」がある大人になりたいと思いました。
(共感できない部分も含めて面白かったです。) -
文章の才能がとてもあっておどろいた。
世の中から除け者になったような気がする帰り道に最適。
私たちにはまだ独身の貴公子のふかわりょうがいる、と安心できる作品。 -
ふかわさんのエッセイ。
内Pの時は30代で軌道修正を始める前かな?
コロナ禍で更に浮き彫りになったふかわさんの世の中への疑問。どれもなるほどと思った。 -
誰にも言いませんが、風とマシュマロの国を年に一度ほど読みなおしています。
これからも、そろわない足並みでお願いします。
-
わたしも揃わない人間なので…、来年は良性の「隙」、どことなく漂う「適当」感、タモリさんの浮力を目指したいと思います。「やる気のあるやつは帰ってくれ」。
-
『わからないままでいい』
『溺れる羊』
『わざわざの果実』
とくに好きでした。 -
ふかわりょうさんの穿った物事の捉え方と拗らせ感がすごく伝わる内容でした。
ただし、読むのにねっとりと時間がかかり、スラスラとは読み進まなかったです笑 -
芸人本は当たりが多い。普段抱えている悩みや怒り、モヤモヤを上手いこと言語化して代弁してくれるからなのか?たぶん著者は共感なんて全くしてほしくはないと思いますけど笑