- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103537915
感想・レビュー・書評
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小さい頃の話、若い頃の話、旅行の話など自分が実際に体験したり肉眼で見たりしたことが書かれているけど、やっぱりそういう話の方が面白い。
時代の大多数の人とは逆行してると思うけど、歩き回って、いろいろやって、自分らしさを伸ばしていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
期待通り面白かった。
タイトルが期待できた。
「あ、その感覚、分かる!」と。
ただ、そのタイトルについてのオチも
最後に書いてあって笑えました。
本の中で御自身が書いていましたが、
たまに入ってくる熱くマジメな話が
星一つマイナスの要因です笑 -
共感出来るとこ結構ある。思わず、「それなー」と頷きながら読んでしまった。電話応対の話とか、職場でも同じ事言うよなー…偉人の名言に思うとことか…
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ふかわ氏がMCを務めるバラいろダンディというTV番組、ゲストが阿川佐和子さんの放送を見たのだが、単なるゲストではない感じ。調べてみると阿川佐和子&ふかわりょう 日曜のほとりというラジオ番組があるではないか。これを聴いてみた。
ふかわ氏、元はいじられ芸人、それは覚えている。音楽、DJをやっていることも知っていたから、音楽に対するこだわりが強いのは想像がつくのだが(ラジオでは阿川さんに「ふかtify」と言われていた)、ふかわ氏の印象はTVと違うのだ。TVとラジオで印象が違う人は決して珍しくないのだが、この点を追求すべくこの本を読んでみた。
感想としては、ラジオの印象とほぼ一致ですね。拗らせが強いと本人も自覚している。育ちの良さと頭の良さが拗らせの主因でしょうか。阿川さんの著作から窺い知る範囲ですが、彼女の父上がどんな人だったかを考えると、この拗らせ芸人の相手として阿川さんが選ばれたというのは妙に腑に落ちる。ラジオ番組の印象からすると、ですが。
本を書いている他のお笑い芸人で近いのはオードリーの若林氏でしょうか。(私が読んだことがあるだけですけど。)若林氏の方がふかわ氏より内省的で、拗らせは自分自身で消化(昇華?)したような感じです。ふかわ氏は最近はお笑いから遠いのではないでしょうか。そもそも、お笑いは、そういう、世の中のイライラや不条理を笑うものではないですか?お笑いを追究すれば、拗らせは解消するのではないかと私は思います。そうすれば、次の本のタイトルは『泳ぐ羊』になりますが。
私は、TV番組の司会者をMCと言うことに今でも抵抗があります。もとは業界用語ですよね。そういうのを一般人も同じように使うのかと。業界ズレが格好いいことであるかのような風潮が嫌いです。三軒茶屋を三茶と略せないのと同じで。そういうのは拗らせだとは思いません。ラジオを聴いた感想は「くせつよ!」でしたけどね。 -
本書のタイトルにしたかったという「溺れる羊」では
人間の傲慢さや身勝手さを題材に、
日常から旅の思い出とコロナ禍の現在まで
話を広げていくストーリー展開が素晴らしかった。
「わからないものはわからないままでいい」という思想や、
こじらせ感は私の大好きな武田砂鉄さんにも似ている。
人に合わせるのがちょっと疲れてきちゃった人に
ハーブティーと一緒にそっと渡したくなる一冊。 -
なんか辛くなってくる(ただただ世の中に文句言ってるだけじゃねーかって)時もあったが、クスリと笑えるところもあって、まぁまぁかなー。。
話とかは、ツッコミは楽しくてツボだなぁー。 -
クスッと笑える話やウンウンと頷ける話が多いです。
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ズレを認識してそこに極度に劣等感を持たない。
彼のクリエイティビティと独創性がそこにあるとしたら、
注目して大事にしたい部分だと思った。 -
めんどくさすぎて面白い。