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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103580027
作品紹介・あらすじ
「殉教の美学」をその批評の根幹としてデビューして27年、文学の社会性と内的特性を秀抜な着想と周到な実証で解明し、「昭和文学史」を志していた著者が、急逝の3日前に全原稿の点検、構成を行いタイトルを決定して編集者に渡した運命的エッセー集。漱石、一葉、川端、三島から山田詠美まで、時代の感情の先端に位置した作家の内面と作品の構造を分析、総括した、磯田近代文学史観の遺言的著書。