脇役スタンド・バイ・ミー

著者 :
  • 新潮社
3.25
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本棚登録 : 140
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103841050

感想・レビュー・書評

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  • 最終章を読み終え、各章とのつながり・タイトルの意味が理解できた

  • はずかしながら途中まで話が関連してるって気づかず。


    ありきたりな感じなのかなぁって思ったけど、

    最後の話のぼやっとしているとこが好きです。

  • のんびりした地方都市で起こった様々な事件。
    解決の糸口を見つけるのは市民。
    エイヤッと警察に飛び込んだ彼らに優しく寄り添う警察官は脇田と名乗り、彼らが関わる事件を見事解決してくれる――そういう連作集。
    …なんだけど、ちょっとマンネリで先も読める?と思っていたら、最後の話で急展開。
    まとめというかオチで話にふくらみが出た気がする。

  • 不思議な連作ミステリ。
    最終話で、共通して出て来ていた脇田さんの謎が明らかに!?
    とても面白かったです!

  • なんか印象がどんどん変わっていくなぁ。
    大変なんだろうなぁ、作家って。

  • 普通に平和に生きている人達が偶然遭遇してしまった事件を案外穏やかに解決していくミステリー。警察署に行くと必ず親身になって話を聞いてくれる刑事さんがいるのが読んでいて心強いかな☆「聴覚の逆襲」が面白かった。

  • 脇役だと思った人が実は主役だっていうほのぼの ミステリー読んでいて楽ちん

  • 最後の章のサプライズ、東野圭吾の「新参者」なんかメじゃーないねー、と思う。
    (200905)

  • いいおまわりさんのいい話っぽいのかな、それにしても・・・
    と思って読んでたたら最終章でああ〜そうくるか・・・

    これをいいと思う人もいるんでしょうけど何だか煙にまかれたような。

  • 殺人など血なまぐさい事件に関わってしまった市井の人々が素人探偵として推理をめぐらして解決する、地方都市を舞台にした連作短編集だ。ひとつひとつの短編はミステリーというほどの謎解きはなく、さらっと読める。
    各短編の主人公は毎回変わるが、必ず登場するのがまさに「脇」役の脇田と名乗る親切な刑事だ。駄洒落か・・・・・。
    この脇田刑事の素性について各編の主人公が一度に会すエピローグは正直、野暮ったくて蛇足に感じる。無理に各短編を結び付けない方がスマートな短編集になったんじゃないだろうか。

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著者プロフィール

1963年広島県生まれ。鳥取大学農学部卒業。91年に日本ファンタジーノベル大賞に応募した『リフレイン』が最終候補となり、作家デビュー。98年、『ヤンのいた島』で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。骨太な人間ドラマで魅せるファンタジーや、日常のひだを的確に切り取るミステリーなど、様々な世界を展開している。その他の著作に『瞳の中の大河』『黄金の王 白銀の王』『あやまち』『タソガレ』『ディーセント・ワーク・ガーディアン』『猫が足りない』「ソナンと空人」シリーズなど多数。

「2023年 『旅する通り雨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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