ポーの話

  • 新潮社
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本棚登録 : 591
レビュー : 113
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104363018

感想・レビュー・書評

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  • 善と悪。
    人間は善行しかしないで生きていくことはできない。悪行を知らずに生きていくことはできない。
    物語のすごみを感じることができた。

  • たゆたう水の流れのように、まったく線引きのなされない、あざやかな世界観!

  • うなぎ女の息子として生まれたポーの人との関わり、成長の話。

    無垢の子供に近いポーの視線で感じられる人間の世界って、不思議がいっぱいだなぁ。
    そのポーに数多のことを教える出会った人たちのことばは優しく説いている分、核心に迫っている気がした。

    犬じじの「つぐない」の答え、大正解だと思い出したような気がした。
    悲しいけど納得できたのよね。

    つぐないは自分のためにする。

    自分の罪悪感を軽減させるためだよね、確かに。
    こんなけやったから言い訳が立つみたいな。
    今度からは相手のことを考えて・・・・できるんだろうかしら?
    なんて考えて暗くなっちゃった。

    にしても、いしいしんじ氏からつづられる言葉は心地よいね。
    多くを語らなくても悟れるから。
    これがいしいしんじ氏の上手さなんでしょうな。

  • スケールが大きい!周りの人たちとの関わりによって成長してゆくポーの心情の移り変わりが気持ちよく読めます。

  • うなぎと色男と猟師と埋立て屋と入り江の人魚の話です。いや、本当はもっといろいろありますからね!というか、ポーはどうなっちゃったんですかね?という疑問が残る話です。

  • おもしろいけれども、
    時々かなしいところがあったりして、壮大だけれどわたしは
    ぶらんこのりとかプラネタとかのほうがすきだなあ。

  • 一部がとても好き。

  • 読み始めて・・・ン?なんだかわかんないぞ〜〜不思議な話!でも,最後まで夜通しよんでしまった・・

  • 話題になっていたので手に取ったが、あまり好きな文体ではない上に、登場人物も好きになれない。好みが分かれる作品。

  • 大人の濃い目の童話

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著者プロフィール

いしいしんじ
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。
2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、
16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。
そのほか『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『四とそれ以上の国』『海と山のピアノ』など著書多数。
趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2019年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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