- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104363018
感想・レビュー・書評
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善と悪。
人間は善行しかしないで生きていくことはできない。悪行を知らずに生きていくことはできない。
物語のすごみを感じることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たゆたう水の流れのように、まったく線引きのなされない、あざやかな世界観!
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うなぎ女の息子として生まれたポーの人との関わり、成長の話。
無垢の子供に近いポーの視線で感じられる人間の世界って、不思議がいっぱいだなぁ。
そのポーに数多のことを教える出会った人たちのことばは優しく説いている分、核心に迫っている気がした。
犬じじの「つぐない」の答え、大正解だと思い出したような気がした。
悲しいけど納得できたのよね。
つぐないは自分のためにする。
自分の罪悪感を軽減させるためだよね、確かに。
こんなけやったから言い訳が立つみたいな。
今度からは相手のことを考えて・・・・できるんだろうかしら?
なんて考えて暗くなっちゃった。
にしても、いしいしんじ氏からつづられる言葉は心地よいね。
多くを語らなくても悟れるから。
これがいしいしんじ氏の上手さなんでしょうな。 -
スケールが大きい!周りの人たちとの関わりによって成長してゆくポーの心情の移り変わりが気持ちよく読めます。
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うなぎと色男と猟師と埋立て屋と入り江の人魚の話です。いや、本当はもっといろいろありますからね!というか、ポーはどうなっちゃったんですかね?という疑問が残る話です。
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おもしろいけれども、
時々かなしいところがあったりして、壮大だけれどわたしは
ぶらんこのりとかプラネタとかのほうがすきだなあ。 -
一部がとても好き。
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読み始めて・・・ン?なんだかわかんないぞ〜〜不思議な話!でも,最後まで夜通しよんでしまった・・
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話題になっていたので手に取ったが、あまり好きな文体ではない上に、登場人物も好きになれない。好みが分かれる作品。
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大人の濃い目の童話