yuzumikan2010さんの感想
2011年9月4日
正直、今までで一番がっかりでした。 右か左か、で人生が変わるというのはわかりますが、 何故、時間軸を逆に描くのか、不可思議さをダラダラと最後まで引っ張るのか、ちょっと無理があったというか、読みづらかったです。 しゃばけシリーズは好きで、いつも一気に読了なのですが、これと、前作の「ころころろ」は何度か休憩入りました。 次作に期待。次作が同じようだったら私にはもう難しいかも・・・。
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。 「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」