その「つぶやき」は犯罪です: 知らないとマズいネットの法律知識 (新潮新書 572)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105722

感想・レビュー・書評

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  • ネット上でいろんな人が情報発信するようになったけど、それが故に誰もがいつでも「加害者」あるいは「被害者」になりうる世の中になったんだと。じゃあルールを知ろう、法律を知ろうってことで肖像権や著作権、名誉毀損やらプライバシーの侵害やらについて具体的な例とともに説明してくれるので読み物として普通に面白いし、勉強になった。いろんな企業や組織もソーシャルメディアの利用ガイドとか作ってるんだろな。

  • タイトルのとおりの内容です。前半はちょっと迂闊なつぶやきについて、違法となるかどうかの可能性を具体的に紹介。これは「加害者」側の話。

    後半は「被害者」側の話、つまりネット上の書き込みで名誉毀損されたりしたときの対処の話。こっちのほうがおもしろいです。

    弁護士さんが著者ですが、わかりやすいよう具体的な事例を挙げて解説するとか、用語もくわしく説明するとか、法律の話でも難しくないよう工夫されているので、読むのは苦ではありませんでした。

  • 誰もが情報を発信し予想も付かぬ広がりを見せる可能性があるネットにおいての加害者にも被害者にもならない為の知識は確かに必要。でも人には表現の要求があり自由があるし、法律の解釈・適用もあくまで一例ではあると思う。最低限の心構えとして持っているだけで良さそうな部分もあるかな。だけどとりあえずはざっと眼を通しておいて損は無い。

  • もしインターネット上で情報漏洩/名誉毀損/営業権侵害/などの被害にあった場合はp147以降を読むことにします。

    私が最も知りたかったyoutubeをブログで引用すること/mash upをインターネット上にuploadすることの法律的解釈については残念ながら記載がありませんでした。まあ、言わずもがな、ということでしょうかね:-)

  • インターネットを使っていて,「これって法律的に大丈夫かな」と感じることは多いと思うが,それらの疑問について,弁護士がわかりやすく解説している。よくまとまっている。
    少し理屈っぽい感じもするので,もう少し実際の事例を書いてもらうと,法律に詳しくない人にもより身近に感じられるんじゃないかな。
    内容的には,名誉・信用毀損,プライバシー,著作権,プロ責法等。

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