インスタントラーメン発明王安藤百福かく語りき

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120038136

作品紹介・あらすじ

世界の食文化を変えたミスターヌードル。稀代の創業経営者が語る独創と不屈の精神。

感想・レビュー・書評

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  • NHK朝ドラを見ていて気になったので読んだ。
    安藤百福氏が話したとされる短い言葉が載っている。
    文脈の中で聞かないと意味が分からないものが多かった。

    百福氏が亡くなって急遽、泥縄で作られた中途半端な本で読むのは無駄だった。
    百福氏の長男をはじめとする関係者たちの自己満足本。
    他の伝記や著作を読んだ方が良い。

  • 面白かった近代伝記の一つ。いつかドラマになるとは思ってました。奥様が軸に朝ドラになるようなので、オリジナルの部分は多いでしょうが、ファミリードラマ要素はたっぷりの本です。現在日清のポリシーもわかる一冊。

  • 社員らが集めた語録。
    熱く響く言葉が多い。

  • 野中郁次郎『経営は哲学なり』では、カップヌードルの開発成功を成し遂げた安藤百福のリーダーシップを論及!

  • 私が無一文になったとき、「失ったのは財産だけではないか、その分だけ経験が血や肉となって身についた」と考えた。すると、新たな勇気が湧いてきた。

    転んでもただでは起きるな。そこらへんの土でもつかんで来い。

    事業を始めるとき、金儲けをしようという気持ちはなかった。何か世の中を明るくする仕事はないかと、そればかり考えていた。

    事業を始めるときは成功を語るな。失敗から考えろ。

    知識よりも知恵を出せ。

    節約というのは消極的にやったのでは効果はない。積極的に立ち向かう必要がある。

    インスタントとは「即時」「即刻」『瞬間」という意味である。してみるとインス

    タント食品とは時間を大切にする食品ということになる。

    決裁書なんていらない。あなたが責任を持ってやるというならそれでいい。

    仕事を戯れ化せよ。

    君は今、何をしているの?

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著者プロフィール

1910年生まれ。日清食品前会長。立命館大学専門部経済学科修了。1958年、チキンラーメンを開発し即席麺産業を創出。2007年没。

「2017年 『麺の歴史 ラーメンはどこから来たか 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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