説得 (中公文庫 オ 1-4)

  • 中央公論新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122050525

感想・レビュー・書評

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  • 嫁き遅れのアラサー小説(大意)というのに興味をもって手に取った。「高慢と偏見」が好きだった方は是非。
    読み始めて半分もいかないうちに、アンとウェントワース大佐はハッピーエンドなんだろうと分かりつつも、最後までたのしく読んだ。恋しているときのちょっとしたことでウハッとかどんより落ち込みとか、そういうの。ほんとに、ウェントワースと帰り道二人きりになれた!(キャ)とか。
    読書は私的体験の宝みたいなものだとしみじみ思いました。だからこそ恥ずかしくておいそれとは人に話せないものかも。

  • イギリスの田舎の自然、季節の移り変わりについての描写が素晴らしい。ナボコフの言う『細部』とはこういうこと?

  • ジェイン・オースティン、4冊目。
    彼女の最後の作品とのこと。
    これまで読んだ、『自負と偏見』、『エマ』、『分別と多感』に比べると、展開に派手さはないが、
    ヒロイン アンの心情が細かく繊細に描かれており、
    2世紀前のイギリスの話ではあるが、共感するところが多かった。
    ジェイン・オースティンの観察眼に感心した。

  • この人の本の表情や心情の描き方がすきだなぁって思う。
    やはり手紙のところが一番好き。

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著者プロフィール

ジェイン・オースティン(Jane Austen)
1775年生まれ。イギリスの小説家。
作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。
1817年没。

「2019年 『説得されて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェイン・オースティンの作品

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